第6話 辛さに一線足すと幸せ
『七味唐からしの海外名称は、ななみとうがらしである』
これはローマ字で書いた場合、
sitimitougarasi
itimitougarasi
と、一味唐からしと似すぎており、よく間違えられる為であり、日本ではしちみと読んで間違いない。
同時に、発音のしにくさから、とうからしではなく、とうがらしと表記されている。
辛い物好きであるならば、タバスコが好物である人も多いだろう。
主にピザやパスタなんかに使うかと思うが、実は本場イタリアにはタバスコがない。
なぜならば、ピザやパスタがイタリア料理なのに対し、タバスコはメキシコの調味料であるからだ。
日本でこれらがセットなのは、アメリカ文化の影響だと思われる。
故に、本場イタリアで修業をした本格イタ飯屋なんかには、タバスコの代わりにカイエンオイルと呼ばれる、オリーブ油に唐辛子を漬けこんだものが置かれる事が多い。
さらに、辛みは味覚の基本味に入らない。
基本味とは、甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の五種を言い、辛みはどちらかと言えば、味覚ではなく痛覚の類に分類される。
故に、辛い物好きな人はどSな印象がありがちだが、実は夜になると、どMの本性をむき出しにするのかもしれない。
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