大谷くんには触れない!
「すっごい夢、見ちゃった。。。」
朝起きて、このように前置きしてから、見た夢の話をM夫くんに延々と聞かせる、ということがよくある。
ちなみに今朝方の夢は、気づくとなぜか、大谷くん(今やメジャーリーガーになった大谷翔平くん)と同じ布団で寝ていた、という夢。
しかも、手をつないでいた!!!!
——それでね、大谷くんが突然言ったの。
「60%」って。
だから、私は「なぁに、それ?」って訊いたの。
そしたらね、「みさえさんは何でもパーセンテージで表すのが好きな人なのに、わからないの?」って言われたの。
私がパーセンテージが好きな人だと大谷くんに思われてるのって、おかしいよね(笑)
意味わかんないよね。
で、大谷くんは「僕がメジャーリーグで成功する確率だよ」って言ったの。
私は、そんなに低くないでしょ〜と思いながら、大谷くんの頭を胸に引き寄せてヨシヨシしてあげたい、って思ったんだよね。
。。。
出勤するのに、服を着替えながら黙って聞いていたM夫くん。
やっと口を開いて、「こういう場合、なんて言えばいいの??」と訊いてきた。
「怒ったり、悔しがったりすればいいの??」って。
いやいや、ただ「へぇ〜」とか、「いい夢見たね」とか、それくらいでいいです。
別に焼きもち焼かせようとか思ってないので。
そもそも、焼きもちって概念も、M夫くんの辞書にないのわかってるし。
「ね!? すごくいい夢でしょ? だって、あの大谷くんだよ!!」
感動を分かち合いたいだけだったのだけど、私の突拍子もない夢の話はもう聞き飽きてるせいか、あまり感動してくれないM夫くんなのであった。
そういえば、結婚して間もないころだったか、私が好きな有名人について熱く語って、M夫くんが黙ってしまったことがあった。
その時は、まだそんなにM夫くんをわかってなかったので、あれ? 焼きもち焼いちゃった!? って焦って、
「あのね、(仮称)山田くんは、ただ遠くから見るしかできないの。気軽に触ったりはできないんだよ。
話しかけて普通にしゃべってもらったりできないし、もし近くに来て『山田クーン♡』って呼んだとしても、振り返ってこっちを見てもらえないことの方が多いの。
だから、私はこうして
って、一生懸命言った。
でも、やっぱりM夫くんは「あ、そう…」って感じだった。
生身のそのへんの人に対しても、好き好き大好き〜♡って思ったことがないM夫くんは、ましてや手の届かない有名人をそんなに好きになれることが、まずわからないらしい。
そして、そんな(遠い)人への熱い思いを語る人を見たのも初めて、ということらしかった。
だから、焼きもちじゃなくて、単に、どう反応していいかわからなかっただけだったというわけでした。。。
ちなみに、私がM夫くんを好きな度合いを100としたら、M夫くんが私を好きなのは2だと言われてたんだけど、その後どうなったのか……3くらいにはなったのか、今のところ不明です。。。
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