第104話 次に読む本は。

私は恋愛小説が読みたいと思って、

本を探す事が多いです。


何せキュンキュンおばさんですから(笑)


でも、恋愛小説を探すのって難しい!!



そんな時に話題になっていて

去年読んだ

「マチネの終わりに」。


帯には、とにかく切ない大人の恋愛小説ということを推し出して書いてありました。


こりゃ読みたい!!

と期待度大で読みました。


この本はこれから映画公開もされますね。

確か、福山雅治と石田ゆり子で。


これだけで、既にキレイですよね〜。


ただ、私には大人過ぎました(笑)


切ない大人のキレイな恋愛小説を探している方には

すごくオススメ本だと思います!!




けれど、いい歳して、

まだ私は青いものや歪なものに惹かれます。

…お恥ずかしながら。


そして、今読んでいるのは


「1ミリの後悔もない、はずもない」

という本。


まだ全部読んでいないのですが、

とりあえず今は高校生の部分です。


それでも、私の心を確実に突いてきています。


うーん、やっぱり私の精神年齢が

大人になりきれていないのでしょうね。


前に読んだ

「愛がなんだ」という角田光代さんの

小説もそうですが、


どこかダメな人の話の方が

愛しい。


それは私自身がそうだからでしょう(笑)



日常の中の小さな幸せや愛しさや、

逆に日常に潜む痛みや狂気、気だるさ、退屈さ、

誰にでも起こるけれど誰もが気づく訳では無い。

そんなものが好きな私には

「マチネの終わりに」は

まるで都会の窓から見る

遠くのキレイな夜景みたいに感じました。


とにかく大人で切なくキレイなのです。



逆に私が求める本は

手を伸ばせば触れられるような

肌触りや息づかいを感じるような

それでいて退屈でもある毎日の話。


日常って毎日同じ事の繰り返しのように

思えて退屈だったりしますよね。


特に若い頃は。


その繰り返しの様な毎日が

いかに愛しいものかと

気づくのは

いつも過ぎ去ってからで。


我が家では、

食卓の前に本棚があるので、

食事をとりながら

本の背表紙が否が応でも目に入ってきます。

(出来たら壁面全部本棚にしたい)


私の目線には、


「マチネの終わりに」

「永い言い訳」

「すいか」

「坂の途中の家」

「悼む人」

「去年ルノアールで」

等などあって


色々な背表紙を見ながら

今日は夕食を食べていたので

そんな事を思ったのでした。


その本達を見て、

次はどんな本を読もうかな〜と

いつもは思うのですが、

今はまるで図書館の様な読書量のエッセイを書いている方が、

(私がエッセイと小説両方レビューしている方です)

私の図々しいお願いを聞いて下さり、

オススメ本をカクヨムのエッセイにて沢山紹介してくれたので、とてもウキウキしています。


村上春樹、その中でもノルウェイの森が一番好き、

それ以外にも色んな本やマンガの共通点が

あった方なので、その方のオススメとあれば

期待しかありません!!



今読んだものが終わったら、

あれを読もう♪と。

そういう楽しみがあるって

いいですよね。


長ーい夏休み、

そうやって乗り越えようと思っています(笑)


まずは今読んでいるものも楽しみだけれど。


でも、実は録画したドラマ・映画の消化に追いつけていません(笑)


でも、今回は「凪のお暇」が1番な予感!!






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