第38話 ミステリアスに弱い。

数年前、私はブログを始めました。

本当はFacebookをやろうと誘われたのですが、どこまで繋がってしまうのかが

怖がりの私には不安で仕方がなくて

出来ませんでした。


そこで、離れた友達とも繋がれる様にと

ブログを始めたのです。


それが思いの外楽しくて、

未だに続いています。


そのブログを書いていると、

アプリの宣伝が入ったりしているのですが、

そこで見つけたのが幕末志士との恋愛ゲームアプリ。


馬鹿にしながら、

面白半分でインストール。


……


それがもう楽しいのなんのって!(笑)


このキュンキュンおばさんには

たまらない内容でした。


まずは幕末が好きというのもありましたし、

本を読む感覚と同じ。

毎日読める話数が決まっているので

毎日ドラマの続きを楽しみにする感覚なのです。


もう、どハマり(笑)


色んな設定の恋愛ゲームをやりました。


大体はタイムスリップして、

違う世界に来てしまうところからスタート。


そして、数人の中から相手を選んで

話は始まります。

時々出てくる選択によって

ラストも変わるのです!


ちなみに、私は選ぶ相手のパターンが

毎度似ています(笑)


・主要キャラクターではない

・女性に興味なし

・男男していない

・物腰が柔らかい

・そっけない

・何を考えているのかわからない

・ガツガツしておらず、ぼーっとしている


すっごく分かりやすく言えば、

「花より男子」の花沢類みたいな感じ。


前にもちょこっと書きましたが、

明るい主人公よりもクールなミステリアス男子に惹かれるのです。


「NARUTO」のイタチは本当に典型的です。


少女マンガでも、

もっと例えを出したいけれど、

思えば誰もが分かる王道の少女マンガって

何だろう。

「花より男子」以外に

王道を読んでこなかったのか!?

びっくり!!


と、それはまぁ置いといて。


そんなミステリアス男子の心が

毎日ちょっとづつ開いていく感じに

やられてしまいました。


でも、この話。

あまりに恥ずかしくて

声を大きくしては言えませんでした。


唯一、ママ友で「それ私もやってるー(笑)」って盛り上がった事もあったのですが、

それ以降も私が色んなものに手を出しているとまでは言えていません。


でも、ここは私の恥をさらけ出して行こうじゃないかと覚悟ですので!

(その覚悟もまた恥)


おいおい、それって浮気願望じゃないのか!?と思った方いますか?

うちの夫の様な。


ぜーんぜん、違うのです。


浮気なんて全くしたくありません。

何より、おばちゃん

ちゃんと身の程もわきまえています。

それに私はスリルが大嫌い。

今更、私にそんな事が起きたら

心臓に悪くて死にます、ほんと。


只只、脳内お花畑なのです。

お恥ずかしながら(笑)


夫に最初こんなアプリをやってる♪と話した事があるのですが、

「おいおいおいおい、キュンキュンしちゃってるんじゃないのー?浮気だ浮気だ」

とまるで祭りだ祭りだ〜くらいのノリで冗談半分に言われました。


そこで私は

「じゃあ男の人がAV観るのは何でいいのよ」

と言い返したらば、

「うわ、AVと同じ感覚なんだ!いやらしいー」

と言われてしまい完全に墓穴を掘りました。


こちとら、性的なエロスの興奮じゃないのに。韓流ドラマ見てるみたいな、少女マンガ見てるみたいな感じなのに。


夫も冗談半分で言っていた感じでしたが、

なんとなく、それ以降その話は夫にはしなくなりました。

面倒なので。


何せ、尾崎世界観のエッセイすら

隠し読んでいるのですから私は。


今は他の事に忙しくて

全然出来ていませんが

また新しいアプリが出たら

ハマる日がくるかもしれません。


ミステリアス男子に(笑)



余談ではありますが、

夫も初めはミステリアスな人でした。


数人でカラオケに行っても

1人歌わない。

何を考えているのか分からない。

人といるより1人好きな感じ。


今思えばただの協調性のない人なのですが、

もし恋愛ゲームにいたら

結局私がいつも選ぶタイプに当てはまる。

悔しい。


でも、私の選ぶミステリアス男子達も

現実には協調性のない人々なのかもしれませんね。


……


そこ現実的に考えるのはやめておこう。


お花畑の部分は大切にしたいので。


本好き、恋愛マンガ好き、

キュンキュンしたい方

こっそりオススメです(笑)

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