人物紹介(ネタばれ込み)③ 冒険者

【冒険者たち】


『草原の牙』

万年Dランク冒険者。元はDランクでも十分だと思っていたが、ユータと出会い本格的にCランクを目指すようになった。ただし魔法使いがおらず、受けられる依頼も限られたため中々実力が伸びずにいた。最近になって魔法使いが加入したため、徐々に伸びていくことが期待される。


○ニース: 剣士の青年。剣の腕は並。割と爽やかな好青年なのに女性にデレデレするのでモテない。女性パーティに男性1人になってしまい傍からは羨ましがられる構成だが、パーティ内の女性は仲間として見ているので対象外らしい。情けない所もあるが、気さくで面倒見が良い。


○ルッコ: 赤い短髪の元気な女性剣士。日常に便利な程度、多少の魔法も使える。ややがさつな面があり口調もキツめだが気遣いできる面もある。もう少し女性らしくした方がいいかと気にはしているらしい。子ども好きで面倒見が良く、なんだかんだ言いつつリリアナの世話もやく。


○リリアナ: やや無口で小柄な女性弓使い。食に対する執念が人一倍強い。ニース・リリアナと仲が良かったのでパーティに入ったが基本的に体力がなく動くのは好きではない。積極的に冒険者活動をしたいとも思っていないが食っていけないため冒険者をしている。絶望的に早起きが苦手でよくルッコの世話になっている。


○キルフェ: 鍋底亭のスタッフで森人の魔法使い。新たにパーティへ加入した。詳細は人物紹介②参照




『黄金の大地』

実力派Cランクパーティ。元はウッドがCランクで他3人はDランクだったが、ユータやカロルスに触発されて全員がCランクに到達した。落ち着いたウッドとディル、若く活発なオリーブとセージで非常に安定したパーティと評判。


ウッド: 冷静で無口なリーダー。戦斧を使う大柄な中年男性。責任感が強く義理堅い堅物だが、生活能力が低くお世話をやかれることも多い。外見は怖いが甘党で笑いのツボは割と浅い。酔うとスキンシップが多くなる。

 

ディル: 魔法使いの壮年男性。細身で穏やかな外見そのまま、ゆったりと落ち着いた性格の縁の下の力持ち。常ににこにこした苦労人だが、付き合いの長いウッドには割と厳しく怒ることもある。


オリーブ 細剣と弓使いの若い女性、真面目で頑張り屋さん。実はパーティで一番しっかりしているかもしれない。セージのストッパー係で常識人。お酒に弱く駄々っ子のように絡むが二日酔いはしないタイプ。


セージ 槍使いの若い男性冒険者。子どもっぽくて子ども好き。割と落ち着いたメンバーの中で賑やかし担当になっている。思いついたままに行動して怒られることが多いが、リーダー命令はちゃんと守る。お酒が好きな割に弱い。



『放浪の木』

一般的に依頼をこなす中で最高峰のBランクパーティ。Aランクは人外レベルであり個人行動が多くパーティ自体がほぼいない。若く実力ある冒険者が無謀なことで命を散らすことに胸を痛め、無茶をしそうな若者を一時的に預かるためのパーティを作った。そのため各地を転々と移動し、束の間の止まり木になるために行動している。


レンジ: 両手剣の冒険者。オレンジの短髪で体格の良い大らかなリーダーで、カロルスと同期。昔、若いパーティメンバーを亡くしたことがあり、このパーティを立ち上げた。


キース: 無口で強面の青年。双短剣使いで、以前は暗殺稼業を担っていた。子どもも動物も好きだが、強面故に逃げられるため触れ合いに慣れていない。不本意ながらユータの短剣の師匠になった。


ピピン: 斥候兼、弓、剣等幅広く武器を扱える器用な万能型。元気なお調子者の若者で、相棒の猿型幻獣イーナを連れている。キースをからかっては手痛い反撃に遭っている。パーティの新参で、無茶して死にかけたところを拾われ、一時預かりのはずが居着いてしまった。


マルース: 穏やかで目立たない壮年魔法使い。索敵魔法や高度な魔法を使いこなすが、やっぱり目立たない。好々爺然としてリーダーをサポートする精神的支柱。



『その他冒険者』


○シーリア: 幻獣店店長。従魔術師で実はBランクの実力者。詳細は人物紹介②参照。


○バルケリオス様:『城壁のバルケリオス』のふたつ名を持つ、現在国唯一のSランク冒険者。『城の守りは壁にあらず、軍にあらず、バルケリオスに在り』と語られる強力無比なシールドの使い手。ただし戦闘能力は無い。魔物、血肉、そういった一切に激しい嫌悪感があり見るだけで嘔吐する始末。魔法使いのはずが、シールド以外は一切使えず魔道具に魔力を通すことすら覚束ない、能力が尖りきった人。


○メイラーディア・メイデス: 『ドラゴンブレス』のふたつ名をもつ魔法剣のAランク冒険者兼、女騎士。高身長の迫力ある美人で、女性に人気がある。バルケリオスを敬愛しており、どんな攻撃でも防ぎきると信じている。その割に過保護。戦えないバルケリオスのための『剣』として常に一緒に行動する。なんなら彼を抱えて戦場に赴く。彼からは「メイメイちゃん」と呼ばれている。



○最初にハイカリクへ向かった時に出会った冒険者たち

・青年:受けた依頼の帰りにエビルサーペントの襲撃に遭い、絶望と無力感に打ちひしがれていた。そんな時でも子どもを気遣える性根の優しい男性。パーティメンバー3人は幼なじみ。

・リルミー:エビルサーペントの毒を受け、解毒が間に合わず生を終えようとしていたところを助けられた。本来子ども好きの明るい女性。

・ガンツ:物静かでいかつい冒険者男性。盾持ちとして他を守るはずが、リルミーが毒を受け激しい自責の念に駆られていた。


○長期依頼の際に一緒になったパーティ

・『ファイアーストーム』態度の悪い男性一人と大人なお姉さんが二人のDランクパーティ。男性は格好いいところを見せているつもりだが、お姉さんたちは仕方の無いお子ちゃまだと思っている。


・『女神の剣』どことなく軟派な印象の男性4人のDランクパーティ。誰が先に彼女をつくれるか、我先に抜け駆けしようとしている。


○王都への道中一緒になったパーティ

・リーダーさん: ほぼ出て来ない。責任感ある中年男性。

・ガザ: 口が悪くゴツイ男性冒険者その1。デリカシーのない発言が多く、子ども好きだがちょっかいをかけて意地悪するため子どもからは嫌われる。

・リーザス: 爽やか青年。頭脳派で少々腹黒い面もある。

・ゼント: 口が悪くゴツイ男性冒険者その2。ガザより口調が荒くチンピラ感が強い。見た目より若いらしい。



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