第58話 優希の居場所⑥
これは俺が自分が無力だと思った時だ。
桜井さんがこんな俺を好きに何てなるはずがない。
なら、どうしたらいい?
悩んで考えた結果、桜井さんとこの雑誌に映っている写真のこの男。
この男くらいの同等くらいの俳優になれば桜井さんに少しは…。
だから、俺は留学を辞めて俳優になってやろうと思った。
幸いにも来週にはハリウッドで1つオーディションがある。
そのオーディションで合格を取るためしばらくそれだけを考える為に要らないものは全て段ボールに入れて封印と書いたガムテープを貼った。
そして、アリーさんが大きな鏡があるバレー教室をやっていたと言う部屋を貸してくれた。
そこでひたすら演技の練習をし続けた。
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