第47話 留学③
放課後、アリーが英語を教えてくれると言って俺はアリーとアリーのお兄ちゃんが運転する車に乗った。
本当はすぐにでも桜井さん探しに行きたかった。だが、英語がしっかりと話せなかったら探せないと思いアリーのお言葉に甘えて英語を教えてもらうことにした。
「俺の名前はラリー。よろしくな」
「優希です。よろしくお願いします」
車に乗せてもらい30分。
俺は全く知らない場所に連れてこられた。
「あのーここどこですか?」
「こっから一人で寮まで帰って」
「えっ。アリーさんそれって何かの冗談ですか?」
「冗談じゃないわ」
俺は車から追い出された。
「頑張って帰って来てねー」
そう言って俺は置き去りにされた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます