第44話 初デート③

コーヒーを飲み終わりいい時間になったので店を出て、バスに乗り映画館にに向かって行って、何の問題もなく目的地に着いた。

…途中、不良に絡まれるなどあったが、

「こいつ番長だー」

と言って逃げていった。


「桜井さん。何か飲み物とか食べ物いる?」

桜井さんに聞いたが桜井さんは「自分で買うからいいよ」と言われた。


映画が観終わった。

とても面白かったし、桜井さんの演技は凄かった。

でも、そこからが大変だった。

映画を観ていたお客さんの一人が桜井さんに気づいた。

「桜井さん、、サインください」

「桜井さん、握手してー」

「桜井さん、写真一緒に撮ってください!」

お客さんたちが俺たち2人を囲み色々おねだりをしてくる。

「すいません。今はちょっと…」

桜井さんがそう言うもお客さんは引く気がない。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る