番外編 裏側

はい。うまく優希さんが告白したみたいです。

よかったです。

まぁ、本当はすごく落ち込んでいるルビーちゃんですがアイドルはそんな素ぶりはは見せません。

協力してくれたみんなにお礼を言わなくちゃ。

まずは、探偵役をして、優希さんを屋上に誘導してくれたアイドルの後輩に…

「いやいや、名探偵はこんなの朝飯前さ」

いつまでそのキャラを続けるんだろう。歳は上でも、私の方がアイドルとしては先輩なのに…。

その次にアイドルグループの皆さんに。

「お礼なんていいのに。あのミュージカル楽しかったし、今度の合同ライブで盛り上がりましょ」

「はい。頑張って盛り上げますよー」

はい。次、有名な俳優の人。

「なんか私、雑くない?」

「番外編なんでいいんです」

「はい?」

そして、文化祭実行委員の方々。

「いやいや計画通り。でしたね」

「はい。私のわがままをありがとうございます」

「来年も来てくれますか?」

「是非来さして下さい」

そんな感じで、今お礼を言った人たちがこの優希告白大作戦の協力者たちです。

「皆さんありがとうございます」


「…お兄ちゃんにお礼は言ってくれないの」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る