祐弥君が気になる(選択章)

私はみゅうなさんに祐弥君が気になる事を告げるとみゅうなさんは。

「そうなんだっごめんねっ邪魔したよね?

私これから用事があるから又誘ってね?」


そういい残し何処かに行ってしまった。

みゅうなさんと話をしている間に、化粧の濃い女性が姿を消し

居なくなっていた。


好感度 


私は祐弥君に近寄り祐弥君は木によさりかかり少し震えている。

何かを感じ取ったかの様に祐弥君と目が合う。

私は両膝を地面に着け向き合うように祐弥君目線になる様に座る。


「っなっ菜月さん!?どっどうしてここに?」


余りにもびっくりしながら表情がかなり固まっている。

それと同時に何となく見られたく無かった表情になり

暗くなる、まるで罪でも背負うかのように。


「もしかして今の見ていた?僕の事軽蔑けいべつして

いいよっ」


「ゆっ祐弥君は何も悪い事して無いでしょ?女性達が勝手に

そっそれにもしあの時私が祐弥君を止めていれば」


祐弥君は私の腰の辺りに両手を回してきてぎゅっと体を引き寄せ

顔を隠すかの様に埋めてきた。


「ごっごめん痛っつ」


かすかに漏れる祐弥君の声に祐弥君を私から両手で引き離すと

白いYシャツの隙間の肌に無数の青いあざが見えていた。

祐弥君は私が青いあざが目に入らない様に

慌てて両手で白いYシャツを中央に寄せ肌を隠す。


「いっ今あった事もこの事も春紀には言わないで貰える?

心配かけたく無いから!」


「そっそれはいいですがあのっこれっ」


「私はカバンからハーモニカを出し祐弥君に

渡すこれ大事な物なんですよね?

渡せなくてごめんなさい」



祐弥君はハーモニカを受け取ると、菜月さんが持っていて

くれたんですね!これは初恋の人から貰った

大事な物だから、ありがとう返してくれて。


少しばかり祐弥君の表情が暗い。


「僕でよかったら会って貰える?」


「はいっ私でよかったら」


祐弥君は学ランを広いそのままその場で別れた。

学園の校舎に戻る途中何かを感じたけど

気のせいだと思い学園に戻った。


目次から  (学園のお祭りに移動してください。)





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