天然温泉 気楽坊
「天然温泉
レジャー施設内の中ほどにあるので、施設内の道路を進んだ先にある施設となります。そのため「おっ?本当にここを進んで行っていいの?」と、ちょっと戸惑うかもしれません。が、いいんです。看板やナビを信じて進んでいきましょう。
暖簾をくぐり、石畳を歩いて入口を入ると、そこが受付になっています。下駄箱のカギを渡してロッカーキーのカギを受け取りましょう。と、カギといってもこちらの施設は電子ロックになっているため、バンドのみです。バンド内にセンサーが埋め込まれていて、かざすと各種のオペレーションができる奴なのです。
さっそく更衣室へと向かいましょう。おや?鍵穴が無いぞ?そう言えばバンドに鍵も無い。不備か?受付に交換に行くか……あっそうだ!センサーだった!てへ。という一連のミニコントを脳内で執り行い、ロッカーを開けたらタオルいっちょになって浴室へと向かいましょう。
と、ここでまた分かれ道が。実は更衣室から入れる浴室は2つあるのです。なぜだ。だいたい同じ大きさの浴室が2つ並んでおり、そのどちらかに入れます。個々の浴室はそれぞれ十分に広いので、これはもう、お好みの方へと入っていきましょう。それにしても、なぜ?後から増設したのかしらん?
ともあれ、体を洗ったらサウナへGOです。サウナ室は各浴室に一つずつあり、造りは同じ、4~5人が入れるくらいのこじんまりしたサ室です。温度は片方は90℃ほど、もう片方が100℃ほどと少々差がありました。いつもそうなのか、たまたまなのかはわかりませんが、ともあれ、蒸されていきましょう。
どちらのサ室も、TVやBGMは無いため、静かにじっくりと蒸されることができるタイプの部屋となっています。目を瞑って熱と向き合いたっぷり汗をかいていきましょう。ころあいを見て、水風呂へGOです。
水風呂は、3~4人が入れるような半円形の浴槽になっています。かけ流しの天然水がこんこんと注がれているタイプの水風呂。いいじゃないですか。水温は17℃ほどでしょうか。おそらくはこの地域おなじみのバナジウム水で存分に冷えていきましょう。
じっくり冷えたら外気浴は露天へGOです。そして露天に出てまず目に入るのが富士山、そして4人ほどは入れそうなテントサウナ。テントサウナ!?なんでも、週末は露天のテントサウナでもサウナに入れるそうです。おそらくは薪ストーブなので、セルフロウリュ的なサービスもやっているかもしれません。
温浴施設に3つもサウナがあるなんて、凄いなあ、と右手を見るとそこには低温スチームサウナの小屋が。スチームサウナ!?4つ目のサウナ発見です。中を覗いてみると、存分に体を伸ばして寝転がれるスペースのサウナ室が。入口には寝転がる用の大きなビート板的なマットまで。ここは岩盤浴のようにのんびりと蒸されるのにいいスペースですね。
それにしても4つのサウナとは驚きました。ちなみに、水風呂も各浴室に1つずつあり、露天のスチームサウナの横にも露天水風呂があるため、合計3つもあります。さすがリゾート地。団体のお客様が来てもどこかで蒸され、冷やされ、そして露天で休憩できるシステムになっているわけですね。
お好きなサウナで蒸され、お好きな水風呂で冷えて満足したらサ飯タイムと行きましょう。気楽坊さん自体にも食堂があるので、そこでいただいてもよし、リゾート施設内の他のお食事処に行ってもよし、です。このあたりは複合リゾート施設の強みですね。
そしてやっぱりどの施設も、もれなく富士山付きなのです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます