第11話

 粉末の鶏がらスープを2袋。ミニトマトをいくつか適当に。それから卵を溶いて、お湯の中に全部ぶち込んで数十秒煮る。最後にごま油をちょっと垂らして完成。

 本音を言えば鶏のささみくらいは入れて気分を紛らわせたかったけど、きちんとした食感のある固形物はできるだけ避けたかった。トマトは栄養が足りない気がしたから、適当にぶち込んだだけ。

 はっきり言ってしまえば、気分は悪いままだ。なにがいけなかったのか、一向に良くなる気配が現れない。ここから悪化する感じもないので、微妙に悪い状態をキープし続けているような感じだ。


 瞳が疼くような気配もない。

 僕の中の隠れたトラウマが、今日の行動の中で何かに触られたのだろうか。自分の心の中を覗き込むなんて芸当、健常者でもない私にできるはずもなく。

 こうやって諦めているから、精神状態が優れないのだろうか。治療する気はあっても、治療できている気にならないのはどうしてだろうか。煩雑な悩みが波のように押し寄せてくる。


 図書館に偶然入荷していた、二年前に直木三十五賞を受賞した作品を読んでいる。少しでも悪い気分をごまかすため、あとは単純に気になったから。

 鶏ガラのスープがよく効いている。そんなことを考えて気を紛らわせながら、作品を読み進めていく。

 当然面白い。直木賞受賞は決して伊達ではなく、読み進めれば進めるほど続きが気になって仕方がない。そして同時に、こんな物語なら自分でもかけてしまうんじゃないか?そんな気がした。

 あくまでだけだ。実際に筆を持ってみればわかる。物語なんてものは、簡単に書けるものなんかじゃない。

 約10万字。一般的な単行本程度の物語になると、このくらいの文字数が詰め込まれている。400字詰作文原稿用紙にして250枚前後。1週間で1万字ずつ執筆したとしても、書き終えるのには三ヶ月近くかかる。

 とてもじゃないが、素人が太刀打ちできる世界ではない。


『僕は、小説家になりたいです』


 そう沖田さんの前で宣言したのは誰だったか。他でもないこの僕だ。

 小説を書く。このことを意識すればするほど、その道のりが遠く険しい道だと理解してしまう。あんな風に簡単そうに豪語した自分に辟易するほどに。


 結局食事を終えても、読了してからも形容しがたい気持ちの悪さは僕の中に残っていた。

 仕方がないので眠る。一番気は紛れるが、寝起きまで引きずっていた場合は最悪の結末を迎えかねない、諸刃の剣とも言えそうな行動だ。

 それでもどうしようもないから、自分の免疫機能に期待しながら眠る。


*


 ――まぁ薄々分かっていたさ。今日見るのは悪夢だってことは。

 指先をピクリとも動かせないまま、自分の肉体が泡沫に沈んでいく感覚がする。そのまま死んでしまうのではないかと思うほどに、脈拍や呼吸はだんだんと薄くなっていった。だが意外にも、それほど恐怖はない。

「もう少し頑張ってみたほうがいいんじゃないですか?」

 亡霊のように、誰かが傍に立っている。朧に霞んでいく視界の中で、その姿をはっきりと捉えることはできなかった。

 なにもできない。なにも見えない。なにも聞こえない。なにも、なにも――


 その瞬間に目が覚める。

 身体中は汗でびっしょりと濡れていて、寝間着を絞れそうなほどだった。

 ……嫌な夢ではなかった。悪夢だったことは確かだが。

 とりあえずシャワーを浴びよう。いつも起きている時間よりもまだ早い、少しゆっくりと朝の支度を進めるのが一番だろう。


*


 あれから倉橋先輩とあらかたの話は終わらせた。

 あの人が綴木先輩のことを好いていることはもちろん、僕ができる限りの協力をすることも伝えた。といっても僕が協力しすぎても意味がない。あくまで倉橋先輩本人から動くべきだ、とも同じく伝えたのだが。

 今日は先輩には一人で部室に向かうように指示しておいた。僕の方から紹介したと言うよりも、自ら興味を持ってやってきた、という形の方が印象は良いだろう。たいていの場合、自主的な人間の方が評価されやすい。例外は話にならないほどの無能くらいのものだ。

 そして表向きには、僕と倉橋先輩は知り合いでもなんでもないということにしておいた。いちいち二人で密会しているほど暇はないし、他人に見られた時に誤解されかねない。綴木先輩への好意を伝えるのなら自主性も必要だし、できるだけ干渉しすぎないようにするためだ。だから二人でやり取りをする時は顔をあわせるのを極力避け、基本的にはメールで処理することにした。


 しかし人の恋路の面倒を見ていられるほど、僕にはあまり余裕がないはずだったんだけどな。それがわかっていながら断れず、新たな問題を抱え込んでしまった形になる。

 正直なところ、倉橋先輩が僕の姿と重なってしまった。どうしても放っておけなかった。

 他人に理解されないことの辛さを、僕はよく知っている。また先輩は僕と違って、他人に理解されることに拒絶感は示していなかった。この人のことはまだよく知らないが、優秀だと言うことは強く伝わってきた。

「頼まれたら断れないよなぁ……」

 そんな愚痴っぽい言葉を口から漏らす。幸いにも喧騒の多い教室内での独り言だ、僕のことを注視する人物など誰一人としていなかった。

 そう、断ることができなかった一番の理由は、頼られてしまったことだ。

 事故以降、僕には頼られるという経験が圧倒的に不足していた。治療やリハビリ、その後の生活面においても、僕は常に頼る側の人間だった。治療が続いている今でもそれはあまり変わらない。

 要は期待されることがなかったわけだ。だからどうしても断れなかった。それだけなのだ。

 人間らしい理由なんじゃないかと、そう思う。


 部からの課題も残っている。まだ何を執筆しようか、その題材すら決まっていないままだ。

 明日からは連休に突入する。そうなると学校には足を運ばなくなるだろうし、今日は早めに部室に向かって、本棚に積まれている本をできるだけ読んでおこうか。

 どうせ上級生よりも早い時間に授業は終わるのだ、時間はたっぷりある。倉橋先輩が来るのも早いとは思えないし、余裕はあるだろうな。


*


 ――あまりにも僕の見通しが悪かった、というか間違っていた。

 部室の中は窓から差し込んで来る春の陽気が詰め込まれていて、少しでも油断しそうになると、それらが脳へ大量の快楽物質を送り込んで来る。具体的にどうなるかと言うと、眠くなる。

 この暖かさはまさしく魔性の存在だ。悪魔のごとき誘惑に屈したくはないが、それでも眠気がだんだんと身体中を支配して来るようだ。ミント味の飴を持っていなければ即死だった……。

 自販機から缶コーヒーを買ってきてもいいかもしれない。しかし飴ごときでは足りないとばかりに、僕の足が外へ出向くことを露骨に拒否してくる。脳内は結構頑張ってるんだから、末端組織は少しくらい言うことを聞いてほしい。

 もしここに毛布があったら、そんな甘言――もとい狂気的な想像をしてしまう。きっと今頃安らかな顔で眠りこけていたことだろう。なんと恐ろしいことか。そんな快楽の塊のような攻撃を受けてしまってはひとたまりもない。所詮僕が強い意志を持ったところで、すぐに暖かさの波に溺れていたことだろう。


 しかしそれを鑑みた上でだが、素晴らしい空間だと思う。

 部室には僕しかおらず、部屋の中は閑散としている。本のページをめくる音、パイプ椅子が体重によって軋む音、そのくらいしか聞こえない。

 もし自由に鍵を開けられたなら、お昼休みをここでのんびり過ごすのもなかなか乙なものだろう。あとは急須とお茶があれば完璧だっただろうな。

 朝とは違う本を読んでいる。教室や図書館とは少し違う、自分だけの空間。ここには真に僕しか存在していなくて、4分33秒の音楽が無限にループしているような――

「やっほー!!」

 ――気がしていたんだけどなぁ。


「まだ栞ちゃんだけ?」

「えっと、そうですけど……。僕って先輩にきちんと自己紹介しましたっけ?」

 そういえば、だ。いきなり部室に入ってきた勢いのせいで呆気にとられていて、名前を満足に名乗った記憶がない。

「名簿から確認したの。顔は覚えてたし、生徒会室に置かれてたからそれで」

 個人情報保護法って、学校とかにも適用されるんじゃなかったか?

 しかし日向先輩の屈託のない笑顔を見ればわかる、この人には一切の悪意や悪気というものが感じられない。いやまぁだからこそ、ある意味ではタチが悪いと言えなくもないのだが。


「まぁゆっくり待とうかな。今は何読んでるの?」

「太宰治の『人間失格』です。今までタイトルは聞いたことありましたけど、よく考えたら読んだことなかったな、って思って」

「人間失格かぁ。私はあんまり好きじゃなかったなぁ。同年代の文学作品と比べたら真新しい感じはあるんだけど、やっぱり主人公がどんどん落ちぶれて――いけない、これ以上はネタバレになっちゃうかな」

 ……この人もしかして、文学については意外と知識が豊富なのか?

「私からもいくつか質問でいいですか?」

「いいよー、なんでも聞いて!」

 なんでも、となると本当になんでも聞いてしまいますよ?

「じゃあまず、日向先輩の一番好きな小説ってなんですか?」

「一番好き、かぁ。結構悩む……。小泉八雲の『怪談』とか、夏目漱石の『吾輩は猫である』みたいなのは結構好きだなぁ。『斜陽』とか『花のワルツ』も何度も読んでるし。あ、それと現代語訳版だけど古事記と日本書紀もかなり読んだなぁ。それからそれから――」

「先輩、ストップ」

「あ、ごめん。話し出すとつい止まらなくなっちゃってさ」

 まさかこんなに教養高いというか、ここまで近代文学を読み込んでいるとは。しかもレパートリーがバラバラってことは、とにかく自分の好き嫌いで自由に読み漁ってることの証明に他ならない。普段の振る舞いからは想像できないな……。


「なんとなく好みはわかりました。近代文学多めな感じなんですかね?」

「あの時代の小説の方が読みやすくていいね。大河小説は壮大すぎるし、現代文学はかたっ苦しい上に特別感がないでしょ?近代文学作品の多くはね、すでに失われた生活片なんだよ」

「……ごめんなさい、どういうことですか?」

「作品が執筆された当時は当たり前っていうか、生活の一部分を切り取ったりした感じでしょ?でも現代に移行するにつれて、その日常の生活風景は失われてしまってるわけで。現代の人々わたしたちからすればちょっと特別感が出るじゃない。それが好きなんだよね〜」

「あぁ、そういうことなら少しわかります。ちょっと手が届かない特別な感じ、って形容すればいいんですかね?」

「そう、それなんだよ!あとはユーモア的っていうか、ちょっと楽しい感じのお話の方が好きかな。吾輩は猫であるなんかは結構ギャグっぽいし、気兼ねなく読めていいもんだよ」

 好きだ、という先輩の気持ちが伝わってくる。普段から明るくて会話が上手だが、今この時はそれ以上に饒舌だ。語られている側もなんだか楽しくなってくる。


「逆に苦手なのは、さっきも言った『人間失格』とかかな。あとは小林多喜二の『蟹工船』とかもちょっと。読んでてすごい作品だっていうのは伝わってくるんだけど、作品内の空気がどうしても陰鬱な感じになっちゃうでしょ?ああいうのは好きになれないんだよね」

「そうなんですね。僕はそう言う部分を好き嫌いの目で見たことはなかったですね。あんまりひどすぎるとげんなりしちゃいますけど。それはそれで、って感じで住み分けてました」

「それができるのはすごいなぁ。私はどうしてもダメ。受け付けないってほどじゃないけど、読むならやっぱり明るめの話の方が好きだね。まぁ嫌いなことを話しても意味がないし、このくらいでやめとこっか」

「いやいや。もっと先輩の、小説についての観念とか教えてもらえませんか?」

「えっ、いいの?」

「はい、とっても気になります」

 この言葉が間違いだったことを、僕はまだ知らなかった。それから数分くらいですぐに理解したけれど。

「さっきも言ったけど、明るい作品の方が読みやすいんだよね。例外的なのは綺麗な作品かな。芥川龍之介の『河童』はハッピーエンドっぽくはないけど、河童と人間の相違を通して美しさが伝わって来るみたいだったよ。是非読んでほしいな。梶井基次郎の『櫻の樹の下には』とかは最高!神秘的で美しくて……なんであんな風に文章にできるんだろうね?天才だと思うな――」

 こんな調子で話を続けられた時点で、僕にストッパーをかける自信はなくなっていた。

 宮原部長が部室に入ってくるまでの約一時間、僕は延々と日向先輩の話に耳を傾け続けなければならなくなってしまっていたのだった。


*


「いやぁ、語りすぎちゃった。ごめんね?」

「聞きたいって言ったのは僕の方ですから、気にしないでください……」

 もちろん嘘だけど、ここでこう言わない奴は絶望的なまでに空気が読めないか、何も考えてない単純な輩だろう。

「日向さんって、好きなものについてはいつも以上に話したがるからね。部じゃ話を振っちゃダメ、なんて冗談で言われたことがあるくらいだよ」

「あ、ひどいですよ。まぁ確かに、ちょっと長すぎるかもしれませんけど」

「ちょっとじゃないだろう?入部したばかりの頃話を聞こうと思ったけど、あの時は俺もびっくりしたなぁ。佐々木さんもそうだったんじゃない?」

「えぇ、まぁ。まさかこんなに語れる人だとは思ってなかったので」

 また一つ教訓ができてしまったな。人を見た目や第一印象で判断しない方がいい。

 いや、たいていの場合はそれで判断するべきだろうけど、盲目的に従っていたらいつか痛い目を見るぞ、ってことだ。さっきみたいにね。


「そういえば綴木さんから聞いたけど、佐々木さんはもう課題について説明されたんだっけ?」

「えぇ、そうですが。部長がいないところで聞くのはまずかったでしょうか?」

「別に。俺もしばらくは進学関連で走り回らなきゃいけないし、早いうちに綴木さんに引き継ぎしたほうがいいかもしれないな……」

 そう言いながら宮原部長は、何か考え込むような面持ちでパイプ椅子に腰掛けた。


 大学進学は僕にとっても無関係ではない。もちろん入学できる精神状況なら、という文言がなければいけないだろうけど。

 しばらくは入試のための勉強、勉強に明け暮れることになるだろうが、二年生後期から三年生にかけては、大学の特色や自らの将来についても考えていかなければ。いずれ部長にノウハウをお聞きすることがあるかもしれない。


 ……しかし遅いな。宮原部長が一仕事終えたから部室に来たというのなら、綴木先輩はもっと早くここにいるはずだ。倉橋先輩もバレーの関係でなかなか休めないのか、まだその姿を現していない。

 まぁ来ない間は僕にできることはないからな。勝手におしゃべりでもしていよう。

「そうそう、課題の調子はどう?」

 そんなことを考えていたら、ちょうどよく部長から質問が飛んできた。

「あまり良くないですね。どんな感じに書いたらいいのか、まるでわからなくて……」

「題材探しで困ってるのかな?」

「はい、そんな感じです」

「そっか。俺のおすすめは、題材を無理に探さないことかな。直感的に思ったことっていうか、感じたことを適当にメモしておくんだ。その中から選んで、ちょっと想像を膨らませてみる。まだ明日から5連休がまるまる残ってるし、ゆっくり考えてみたらいいんじゃないかな」

「参考にしてみます。ありがとうございます」

 感謝の気持ちを述べるのは当然だが、説明を聞いても、僕の中ではまだやり方が曖昧に捉えられている。結局直感的すぎるというか、方法そのものが具体的ではないので、もっと確実な方法が欲しいとすら感じてしまった。

 いや、さすがに欲張りすぎか。凡人にはむしろちょうどいいくらいの方法なのかもしれない。世の文豪たちと違って、素晴らしい題材を見つけられるかどうかなんてわからないのだし、どんどん手がかりになるものを探していかなければならない。文句言ってる場合じゃないな。


「昨日は休んでたでしょ?連休前に一度進捗を確認しておきたかったんだ。会えてよかったよ」

「こちらこそ、アドバイスありがとうございます。完成するかわかりませんが、自分なりに頑張ってみますね」

「一応の締め切りは用意してあるけど、初めてなんだしすぎても構わないから。とにかく一度完成させてみようね」

「はい!」

 宮原部長がここまで言ってくださるのだ、締め切りは守ろう。そしてしっかりと書き上げよう。


 ……だが遅いな。もう6時になろうかという時間なのに、綴木先輩も倉橋先輩も、一向に部室に姿を見せる気配がない。

 そろそろ暗くなる。早めに変えあらないといけないのだが、僕がいない中先輩はうまく自己PRができるだろうか?それが心配だ。

 あの人の強さの源は自身にある。だから僕に接触する、なんて大胆な行動に出ることができたし、しばらくすれば綴木先輩に直接告白する勇気も生まれるだろう。

 しかしそれは要するに、自身のないことについてはとことん弱気になってしまうことの裏返しでもある。昨日の時点で察していたが、先輩は自分自身のことをさらけ出すのが極端に苦手だ。同性愛者というのもコンプレックスとして働いているのだろう。あるいは僕にも話していない、別の要因もあるのかもしれない。


「佐々木さん、時間は大丈夫そう?」

「え?えっと……」

 しきりに腕時計を見る僕を見て、部長は配慮するべきだと感じてしまったのだろう。

「連休前だし、無理に部室に長居しなくても大丈夫だから。帰りたくなったら帰るんだよ」

「……ありがとうございます。部長は、どうされるんです?」

「ちょっと色々と考えることがあってさ、それまでは部室を借りようかなって。鍵締めとかはやっておくから」

 仕方ない、帰ろう。明日から連休とうことは、綴木先輩も寮から実家へ帰省する準備をしていたのかもしれない。倉橋先輩もバレー部の練習から抜け出せないのかもしれない。どちらも「かもしれない」だけど、未だここに来ていない時点でその可能性は高いだろう。

 これ以上無理をしても、先輩方が姿を現す方が可能性は低いかもしれない。小説執筆のこともある。ここで無理をする理由は何もない。

「では、お言葉に甘えて。失礼しますね」

 リュックサックを担ぎながらそう弁解する。

「うん。課題の方、期待して待ってるよ」

「せっかくだし私達も書きませんか?新入部員ばっかりに押し付けるのもよくないでしょ」

「そうだね、少し考えてみようか。ははは」

 そう談笑する二人を置いて、僕は部屋を後にした。

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