キャラクター資料・魔人の国編

『リアラルト訓練学校陣営』


 ミシェラ・エルットル


 現時点では15歳。

 身長は164cmで、バイオレットカラーの髪に蒼い目をした少年……なのだが、少女に間違えられるときもある。


 リアラルト学園で行われた編入試験に乱入した少年で、以降は打ち負かしたグレリアに懐いている。

 笑顔以外の感情の表現をしらず、基本的ににこにこと楽しそうにしているため、周囲からは不審がられている。


 魔方陣による攻撃よりも近接戦を好み、血を見るのが好き。



 レグル・ディセル


 現時点では16歳。

 身長は162cmで薄緑色に薄い黄色の目をしており、セイルのよがあるうに身体を鍛えることを好んでいる節がある。


 訓練所のグレリアを見て憧れを抱くも、討伐試験でカーターと戦う彼の姿に考えさせられる結果になった。


 ルルリナ・エーデルテ


 現時点では15歳。

 身長は160cm。

 薄赤色のツインテールに真っ赤に燃えるルビーの目。


 初対面にはつんけんしがちで、慣れてくるとそれなりに態度を柔らかくする。


 討伐試験の時にグレリアたちと組んだが、彼の実力を知って以降、どう接しようか迷った結果、いつも通りにしようと決めた数少ない人物。


 カーターとの戦闘中のグレリアが、どこか恐ろしいものに見えていた。



 シャルラン・フィンナ


 現時点で15歳。

 身長は164cmで、灰色の髪をした紫色の目の少女。

 大人しめの子で、ルルリナとは幼馴染。

 ルルリナとは正反対だが、互いの相性は良い模様。


 討伐試験の時にグレリアたちと組んでいたが、彼の力を目の当たりにして恐れるようになる……が実際はどう接すればいいかわからなくなった為、自然と距離を取ってしまった。



『グランセスト陣営』


 アルディ・セイティネル

 現時点での年齢は24歳。

 身長は178cmで、金色の髪と目を持つ男性。


 凛々しい顔立ちをしており、女性のウケが良く、ファンも多いが、本人は女王様一筋。

 銀狼騎士団の鎧や盾を誇りとしている。

 ミルティナ女王には密命を任されるほど信頼されているなど、若くして将来有望な騎士。

 その実力は決して勇者に引けを取らない。


 アウドゥリア・ハウルス


 現時点での年齢は46歳。

 身長は180cmで、短く整えられた白い髪に鋭い赤紫の目が印象的な男性。

 アルディ以上に女王のことを心酔しているが、それは彼自身が女王の生い立ちを彼女から聞いているからである。


 ミルティナ女王のことを知っているのは彼以外にゼネルジア大臣のみである。

 ちなみに結婚しており、愛妻家の側面も持っている。


 銀狼騎士団を束ねる彼は、団員から『進化する銀狼』と呼ばれており、団長としての実力は並じゃない。


 ジェズ・セイリッド


 現時点での年齢は21歳。

 身長は175cmで、若草色の髪をした薄水色の目の青年。


 入団は現時点で最年少の19歳で、アウドゥリアにも一目置かれている実力を若手の騎士。

 基本的に女にルーズで、グレリアの実力を図る試験に遅刻した挙げ句、女王を口説こうとするほどの猛者。


 アウドゥリア曰く、「ここまで来ると最早尊敬に値する」と言われているが、別に褒められているわけではない。

 問題も目立つが、実力は折り紙付きで、騎士団員としての誇りは持っているようだ。


 ゼネルジア・シェールドン


 現時点で54歳。

 身長は168cmで、土に近い茶髪に、色素の薄い赤色の男性。


 ミルティナ女王が即位された時に仕えており、彼女の秘密を打ち明けられている数少ない人物。

 基本的に女王第一であり、彼女を守る為に銀狼騎士団の基礎を提案し、信頼できる者としてアウドゥリアを選んだ人物。


 身体能力はからっきしで、一般市民程度なので戦闘には期待されていないが、索敵や結界などのサポート能力には長けている。


 ミルティナ・アルランス(ミルティナ・アルトラ)


 年齢不詳。

 身長は144cmで、輝くような白金の髪に綺麗な水色の目をした少女(?)。


 グランセストを治める女王で、自身の身長が低いことを気にしている。

 本来はシエラを守るための騎士のような存在だったが、ラグズエルの手に落ちた彼女を守るために魔人の女王として彼の地を守護する役割を負う。


 ラグズエルに屈服しなかった最初の女性なのだが、自身の評価が非常に低く、登場当初は『飼われている女王』ということに諦めを持っていた……が、彼女とラグズエルの約束である『シエラ(アルシェラ)の保護』が果たされていないことを知り激昂。


 今までの事が滑稽に思え、全てをひっくり返す為に動くことを決意する。

 グレリアの実力にいち早く気付いて引き入れようと画策したのは彼女で、アウドゥリア・ゼネルジアの両名には強い信頼を寄せている。


 基本的には今現在世界に広まった文化に対して思うところがあるのだが……非常に甘党な側面を持っていて、それだけはラグズエルたちに感謝している。


 代々フェルト家の者を守る為に育った家系のおかげか、戦闘能力は高い。

 女王の職についてからも魔方陣の鍛錬は怠っておらず、遠距離の魔法戦では他の者に引けを取らない。


 現在から第十二節の間、グランセスト全域を掌握するための活動を続け、首都を含む大半を抑えることに成功している。

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