操縦
爆笑しながら
おれは死んだ
あー良かった
ようやくこの世界から
解放されるのだ
その日、季節外れの雪が東京に降り積もった
おれの親友はジャイアントロボを操作していた
優しい風が草木を揺らして
そしてその全てをジャイアントロボが踏み散らした
そんなつもりはなかったのだが結果的にはそうなってしまった
「わりい」
親友はぐちゃぐちゃになってしまった草花に言った
肉屋も倒壊した
だが過ぎ去ったことにいつまでもくよくよしていても仕方がない
「これからは前を向いて新しい一歩を踏み出そう」
親友はそう呟いた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます