夢追い人


真っ白な

雲を

追いかけて

わたしは走り続けた

笑いながら

ひたすら走り続けた

車が

走っていた

わたしを轢き殺そうと

凄まじい速さだった

だが死ぬ気がしない

しないってだけで

実際、死ぬ時には死ぬのだ

だがそれは来年の夏以降の話しだろう


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