第3話:ゴブリン(♀)の憂鬱

 僕は元ゴブリンだったんですけど、魔王のワンマンプレイや、ブラックな体制に愛想が尽きて地球の日本にやってきました。

転送屋さんに頼み込んで手に入れたのは日本の女の人の容姿で、メガネをかけないと見えないくらいド近眼で、役職は作家という役職を与えられました。ここに来て10年くらいですかね・・・。今、25になります。


結構早くに転生したので年齢も若い感じで転生できて、長く第二の人生を遅れて満足です。

ですが、なにせ性別も違うので戸惑いもありましたが、一番の戸惑いは作家として触れることの多かった漫画ですね。


あの、ゴブリンってなんであんな卑猥なんですかね。ていうかあんなお腹出てないですし。どっちかというと筋肉質な体型が多いので違和感しかないです。


集団行動するのは間違いないのですが、こずるくハイエナや山賊のような感じではなく、もう少し、統率のとれた感じなんですよ。


もう、前の事なのでどうでもいいんですけどね。


今は作家としてコミケに参加して同人誌を発売したりしてるんです。

最近は意外に売れるようになってそれだけでも食っていけます。ジャンルはファンタジーBLです。


何言ってるか分かんないですよね。


僕もなんでそこに行きついたのかよくわかんないです。

でもおもったんです。


元の種族、ゴブリンのBLとかあったら面白いだろうなって。


完全に腐った考えですけど今ではもう、楽しいです。私と同じようにファンタジー世界にBLを取り入れる人もいてその人たちともよく組んで仕事をしています。




めっさ楽しい!一途なゴブリン(♂)とかめっちゃかわいいやん。私、天才じゃね?って感じでやってます!

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