火の鳥
講談社の少年少女世界名作シリーズのうちの一冊。
イワンという少年が出てくるのですが、「イワンの馬鹿」の話とはちがっていました。
挿絵がとても美しかった。頭に冠のような帽子をつけたロシアの衣装のお姫様と船のようなのりものとテントの絵。かしこい火の鳥が出てきたようですが、その絵は覚えておりません。
幼稚園の頃、大阪港から神戸港まで夕方船に乗って往復するということがあり、海上から見える夕陽が「火の鳥みたい」と母に言ったのはその本の影響だったと思われます。いきなり幼稚園児が比喩として火の鳥を使うのも変ですし。
追記
検索した結果〜その本のタイトルは「せむしの仔馬」でした。またまた自分的にすっきりしました。 イワンは「せむしの仔馬」のアドバイスのおかげで、火の鳥をつかまえたり、たくさんの難題をクリアして、最後お姫様と結婚するのでした。かしこいのはせむしの仔馬で、解説によると、訳の仔馬はポニーとのこと。火の鳥より重役なのに、ポニーのことは全然覚えておりませんでした。御免→ポニー。
この本が手元にないのは、小学校低学年の時に学校の図書館に寄付したからです。
同じシリーズの、蕗谷虹児挿絵の「旧約聖書」と共に。その頃、なんでもいいから図書館に本をと先生からクラスのみんなに言われて(昭和30年頃まだ物資不足だったのでしょう)、私は余っている小学生向き雑誌を持って行こうとしていたところ、親の圧力に屈し、気に入っていた本を提出してしまいました。
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