あまもり

 これは幼稚園で見せられた紙芝居です。

「あまもり」という存在が、何なのか園児だった私にはわからなかった。

動物とか人間が会話していて、あまもりというものが世の中で一番恐ろしいものだと言っている。黒っぽい家とか森のような絵が出て来たような気がします。

その「あまもり」という語感に敏感に反応したのは、その頃、うちに御用聞きで来ているお醤油屋さんが「雨森さん」という人だったので、そっちの方にイメージが行ってしまい、あの人がそんなにコワイ人だったのか、と訳の分からぬ事態に陥っていました。

ま、「雨漏り」のことですね。後年(今も)私は自宅を建てた時からの雨漏りに悩まされ、幼児期の体験は予兆だったのかと思います。


追記

また「童話 雨漏り」で検索してみました。原点は昔話の「古屋のもり」のようです。

またまた自分的にすっきりしました。

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