高校受験の日
中学になると、多くの人は「中1コース」とか「中2コース」をとっていただろう 。それには小册子の小説の付録がついていた 。そんな中の ひとつ。高校受験の日、女の子が急にぐれるのである 。受験会場に 行かず、どこかへふっと行ってしまう。タクシーをのりまわして いたような感じだ。 よく中学生にお金があったものだ。しかも受験 の当日に。心配するおとうさん。なぜかおかあさんは出てこなかっ た。ひょっとしたら、おかあさんは家出をしていたのかもしれ ない 。あるいはおなくな りになっていたのかも。 よりによって高校入試 の日突然なぜぐれたかというのが、母親の不在と関係ありそうだ。そし て、その日の終わり、さがしていた父と再会。無事を喜び、さとす父 。女の子は自分のわがままを反省し、また来年受験すると約束して終わる。なんとなく読後感としてあほらしかったので覚えてい るのかもしれない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます