夏季休み【ケリー編】



『王誕祭』が終わると一週間の夏季休み。

ケリーとルークには初の夏季休みだな。

因みに、メグは夏季休みの間は王都にある自分の家…まあ、例の穴蔵だな…に帰ってもらう事になっている。

メグの実家はそこだから問題ないだろう。

そうして2時間かけてリース家へ帰る俺たちだが、お嬢様は今年もなにやら様子がおかしい。

おいおい、去年もだったけど…いや、しかし去年とはまた違った感じなんだよな…。

落ち込んでいる感じではなく、なにか悩んでおられるような…そんな感じだ。

なんだろう?

昨夜、『王誕祭』が終わりに近付いた頃、奥様と旦那様に呼び出されていたけど…なにか言われたんだろうか…?


「義姉様、なにか悩みでもあるんですか?」

「え? ……いえ…どうして?」

「誤魔化しても無駄ですよ。溜め息は多いし、話し掛けても今のように一瞬反応が遅い。窓の外を眺める回数が多い…。どうかしたんですか?」

「…………。…そうね…お父様達にレオハール殿下との婚約が本格的にまとまりそうというお話をされたわ」

「……。え?」

「ええ⁉︎ お嬢様とレオ様がご婚約⁉︎」


俺の横でルークが「ほわぁ〜」と間の抜けた声を出す。

馬車のボックスの中でケリーの恐ろしく低い声と、マーシャのキンキン声。

俺はぼんやりと前を眺めて……。


「マーシャ、大声を出すな。馬が驚いたら大変だろう」

「ご、ごめんなさい」


女の子だからってお嬢様の横に座るポンコツメイドは慌てて口を塞ぐ。

馬が暴れたら、御者台の俺とルークは当然振り落とされるだろうし、コントロールを失った馬車がどうなるか……考えるのも恐ろしい。

…しかしそうか、いよいよお嬢様とレオの婚約話が進んだか。

元々あった話だとも聞いている。

いやぁ、心が弾むなぁ!

是非! 是非そのまま進んでくれ!

レオとお嬢様が婚約…ひいては結婚したら……うん、レオならお嬢様を大切にする事だろう!

……不安要素としては戦巫女だが…戦争の事を思うと彼女には来てもらわないと…。

レオとケリーのルートに入らせなければ、お嬢様は大丈夫! のハズだ。

イベントを再確認して、恋愛イベントを叩き潰しまくればお嬢様を完璧にお救い出来るはず…!

よっし! お屋敷に帰ったらレオとケリーのルートを改めて確認して綿密に妨害作戦を練り始めるぞ!


「でも…」


ん⁉︎

でも⁉︎

お嬢様、今でもって言いました⁉︎

え⁉︎


「ルティナ妃はわたくしとレオハール様との婚約は反対らしいの」

「うえ⁉︎ な、何故ですか⁉︎」


思わず変な声出て聞き返してしまった。

ケリーは安堵の表情。

シスコンめ。

…あいつにはいかにレオがお嬢様を好きか、教えておかねばならんな!

ではなく! なんでルティナ妃が反対なんて…!


「わたくしの学園での噂がルティナ妃のお耳にも届いているからよ。…根も葉もない噂であると信じておられないようだったけれど…次期国王を約束された王太子殿下の婚約者として、人望がないのは問題だと…。…その通りなのよね…」

「そ、そんな! お嬢様の事を悪く言いふらす人たちの事なんか無視すればいいんさ! お嬢様はめっちゃ素敵なのに!」

「噂か…。たかが噂…されど噂、という事ですね」

「そうね。とはいえ、現時点でお母様の身分が低いレオハール様の後ろ盾になれる家は限られている。血筋の濃さからもわたくしが適任だとは…言っていただけたのだけれど…」


…つまり、お嬢様の学園での評価が低すぎて正式に婚約まで漕ぎ着けない、って事か。

ルティナ妃は学園でのお嬢様の評価さえ改善されればそれ以上の反対はしない、と奥様に言ったらしい。

あの時か…。

しかし、それなんで奥様とサシで話さなくちゃならなかったんだろう?

普通にあの場…いや、あの場はダメだろうけど…別な席を設けて旦那様や陛下も交えて話せばいいような気が…。


「周囲の評価の改善となると、やはり茶会や夜会の開催ですね」

「ええ、誕生日会の準備は進めているけれど、それだけでは足りないわね…」

「! お嬢様、レオ様と婚約したいさ⁉︎」

「⁉︎」

「マーシャ」

「ひえ」


いかんいかん、俺は前を見ていないと。

いくら馬達が優秀で、道なりに歩いてくれるからって脇見運転事故の元。

…だが、マーシャの質問の答えは俺も気になる。

お嬢様はレオの事をどう思っているんだろう?

そういえば去年から聞こう聞こうと思っていてずーっと聞けてなかったな。

……気にはなるんだけど…知りたくないような気もして…。

俺と同じ気持ちなのか、マーシャの名前を呼んだケリーの声のドスの効き具合ときたら…裏稼業の人みたいだ。


「………………」

「? 義姉様?」

「……少なくとも、今のわたくしではレオハール様に相応しくない。それだけは確か。……屋敷に戻ったら、お母様に色々とご指導頂かなくては…」

「……お、お嬢様…ま、真面目だべさ…」

「お前も見習えよ、ポンコツメーイド。夏季休みが終わったらあのナンパクズ野郎とデートなんだろ? とんだ尻軽女に成り下がりやがって」

「ケリー」

「ひっ、ひっでぇーケリー様! 八つ当たりだべさ!」

「ふん」


……ホント、ガキ全開だな…ケリー…。


「……ケリー様…」

「…………」


そして俺の横ではルークが神妙な面持ち。

…なんだろうなぁ、この状況…。

お嬢様の婚約に関してケリーは不機嫌になる。

お嬢様はレオとの婚約に関してどう思っているのか……。

『元サヤ作戦』はマーシャとエディンのデートをとりあえずぶっ壊す方向で……いや、本来なら邪魔しちゃいけないのは分かってるんだけどな。

だが潰す。

…周囲の評価か……成績がいいのとはまた違うからなー……。

普通ならば、ケリーの言う通りお茶会や夜会で友好を深めていく。

お嬢様も一応、それなりの茶会や夜会の数はこなしてきた。

が、どうにも友達が出来ない。

お嬢様の雰囲気や話題が、同年代の令息令嬢には難易度が高すぎたのだ。

もう戦争まで2年切っているってのに…この話題を未だに避ける貴族の子供たち、か……呑気なものだな…。


「…………」


ルークのアンニュイな表情は変わらない。

その眼差しはケリーに向けられたまま。

…お嬢様を破滅からお救いしても、幸せになれないのでは俺にとって意味がない。

レオならきっとお嬢様を幸せにしてくれる。

……なんとか婚約話を進めたいところだな……さて……。








********




「で、なにか策でもあるのか?」

「ない事ないけどな」


屋敷に着いて、少ない荷物の整理が終わるとケリーは早速自分の愛馬ジャスティのお世話。

貴族のやる事じゃないのだが、リース家では自分の馬の世話は自分でしなければならない。

勿論、お嬢様の愛馬ジュリアもお嬢様がお世話をしている。

さすがに学園に馬は連れて行けていないが。

ではなく……。


「お嬢様の幸せのためにも、俺たちも何かすべきだろう?」

「うーん…そりゃ、レオハール殿下は多少食えない感じはあるけど良い人そうだし……けどなー……別に結婚しないで家にいるならそれはそれで別に……」

「し、しっかりしろシスコン! 世間体を考えろ! このままだとリース家のご令嬢がエディンに振られて行き遅れになるんだぞ…⁉︎」

「……た、確かにそれはそれで腹ァ立つんだけど……!」


例えば俺の前の世界なら「世間体なんざ時代遅れだぜ」とも言えたさ!

女性が結婚するのも仕事するのも自由だと思う。

でもこの世界は貴族の令嬢は結婚する事で家を守るお役目がある。

面倒クセェ世界だと思うが、乙女ゲームの世界でもあるのでそこはもう突っ込むのを諦めるとして…。

そんな俺からすれば時代遅れな世界でも、それがこの世界の常識だし当たり前の事だ。

そこから外れれば周りからは蔑まれる。

そう言う部分は前の世界と同じだろう。

いや、もっと酷いかも。

とにかく、お嬢様のためにもリース家の為にもレオと婚約は重要案件だ!


「……そう言うお前はどーなんだよ?」

「話を逸らすな。俺の事などどうでもいい」

「真顔でかましてんじゃねーよ。オメーも王族だろうが」

「?」

「……この鈍器…」

「な、なんだそれ、俺は凶器じゃないぞ⁉︎」

「自分の気持ちにも他人の気持ちにも鈍感で、手当たり次第に相手の気持ちをぶち壊しまくってるんだから鈍器だろ!」

「意味わからん!」


なんだそれ、俺の気持ちは全部素直な俺の気持ちだぞう!

それに相手の気持ちをぶち壊すって……。


「はっ、ま、まさかマーシャは既にエディンのクズに落ちているとでも言うのか…⁉︎ でもヘンリエッタ嬢にデートの邪魔を協力してって頼んだのお前だろ⁉︎」

「……。……まあ、お前がアホなのは今に始まった事じゃねーけどな」

「はあ⁉︎」

「だから、王族であるという事を公表しなくても…お前は義姉様と、その…結婚する気はないのかって聞いてるんだよ」

「は? お前はなにを言っている? お嬢様尊い。無理」

「…………。……あっそう…」


頭を抱えるケリー。

なんだ、俺とお嬢様が結婚だと?

…なーんかたまーにそれ言われるけど…お嬢様は女神だぞ。

恋愛感情なんざ抱く訳あるか。

相手は女神様だぞ!


「大体結婚云々ならお前だっていい加減婚約者を決めなきゃだろう? 跡取り!」

「わぁーってるよ、そのうちなー」

「……お前なぁ…」

「…………。まあ、話を義姉様とレオハール殿下の話に戻すけどな」

「ん、あ、ああ。なにか考えがあるんだろ?」


どうやらケリーはゲーム通り『戦略』が秀でているらしい。

スティーブン様も高かったはずだけど…ケリーの場合はなんつーか、種類がエグいというか…。

アレだ! 『腹黒い』!


「簡単に義姉様の評価を塗り替える方法はいくつかあるんだ。義姉様の悪口を流している大元は突き止めてあるから、その女を大々的に吊るし上げて叩くか……あとは」

「…………」


あ……初っ端からエグい…。

そしてケリーさん、顔がマジだ…。


「生徒会長と対立してるオークランド家子息の調子こいてる鼻をへし折る。魔法研究所の件でオークランド家は城の役人や騎士たちから疎まれているから、俺としてはこっちがオススメだな。生徒会長や役員、城の者たちに感謝される上オークランド家の力も削げる。問題は義姉様がその辺りにこれっぽっちも関わってこなかった事。これから関わって頂くにしても…正直あんまり関わらせたくねーんだよなー…」

「…お、おお…」


何この子怖い…。

お、俺そこまで知らなかった…。

使用人宿舎での情報交換ではここまで調べられなかったぞ…?

や、やっベーなコイツ…。


「……生徒会と対立しているのか? オークランド家の嫡男って…」

「ダドリー・オークランド。現在4年。生徒会役員ではないが、親父の権威を傘に割とやりたい放題してるな。1年の俺の耳にも入るくらいだから、義姉様たちも知っているかと思ったけどどうやら面白いくらい2年生に関わっていないようだ。主な被害は同級生と3年生、俺たち1年だな」

「ク、クズだな…⁉︎」


2年生徒会役員にはレオを始め公爵家のエディンとライナス様、侯爵家にして父が宰相のスティーブン様、そしてお嬢様が居る。

他のクラスの生徒会役員はほぼセントラルと地方の伯爵家や男爵家のご子息たち。

オークランド家はセントラル侯爵家の一つで、例によって南を預かる領主家の一角。

普通、それだけでもなかなかの権威を誇る。

しかし、魔法研究所の件でプラスアルファ…。

それを傘にいばり散らしていた、と?

それも、俺たち2年の前には気配すら晒すこともなく裏で?

ク、クズだ…!

でも…俺もたまに生徒会に手伝いに入るが…先輩たちそんな事、一言も言ってなかったぞ?


「……具体的にどんな事してるんだ?」

「主に身分の低い子息の婚約者を目の前で辱めて、その反応を笑い物にしているらしい。あと、身分の低い令嬢たちをかき集めて侍らせ、自分へ奉仕する度に金銭や宝石などを与えると言って競わせたりしている。今の生徒会長は人望もあるが婚約者が2人いるらしいんだけど、その片方の家が没落寸前なのをいい事に色々やってるみたいだな…口に出すのもおぞましい感じの事を色々…」

「…………」


聞くんじゃなかったー…。


「それもうクズというよりもゲスだな…。エディンも知らないのか?」

「いや、まだ手を出すなと言われた」

「んん? どういう事だ?」

「ルティナ妃が王妃になってから、ますますオークランド家の力と発言力は高まっているからだろう。マリアンヌ姫の偽物事件で一度は大人しくなったが、元の木阿弥状態…だ、そうだ。あと、潰すんならまとめた方がいいとかなんとか言ってたな」

「……ぶ、物騒な話してるなぁ…」

「お前の言う通りレオハール様の為に義姉様との婚約を望んでいなかったっつーのも確認した。…まあ、それとこれとは話が別な気もすっけど……とりあえず敵じゃないってのは分かった。仲良くしようとも思わねーけど!」

「う、うん…」


お前はそれでもいいけどな。

うーん、この辺は若さか…。

エディンの奴が無条件で良い奴というわけでもないから、仕方ないっちゃー仕方ない。


「というか、んな話いつの間にしてたんだ?」

「色々探りを入れてるとばったり会ったりするんだよ。向こうもこの件に関して調べてるみたいだったな」

「…………。…エディンが興味を持ちそうな感じじゃない気もするけどな…?」


レオに直接的に被害がありそうな内容には感じないが…。

あいつもオークランドに関して調べている?

これは……要確認かもな。

あ、シェイラさんに頼まれてた件も言わないといけないんだった。


「俺とは目的が違うんだろうさ。…で、どうする」

「へ? なにがだよ?」

「本格的にオークランド家を相手取るなら準備もいるし、義姉様に相談もなしに動くと後が怖い。こっちで全部片付けて、手柄をぜーんぶ義姉様のものって事にしたって絶対怒るだろう」

「…………。そうだな」


容易に想像出来る。

それに、相手はセントラル南の領主の息子。

確かに他の貴族とはわけが違う。

まして、ルティナ妃の甥っ子という新たな属性まで加わっている。

これは厄介だ。


「やるならとりあえず義姉様には相談しておくべきだ。あと、エディン・ディリエアスが言ってた事も気になる」

「なんて言ってたんだ?」

「……ダドリーはもう、王に仕える資格がない…だとさ」

「ブチギレてんじゃねーか⁉︎ 何したんだダドリー・オークランド⁉︎」


それ100パーエディンがブチギレてるやつだよ!

俺もあいつがそこまで切れてるとこ見た事ねーよ⁉︎


「? 確かに少し怒ってるみたいだったけど、そんなにか?」

「そんなにだよ」


あいつの言う『王』はバルニール陛下じゃない。

あいつが膝を折ると決めた相手はこの世にただ1人。

…そんな奴にそこまで言わせたダドリー・オークランド…これは本格的にレオに何かしたか、しようとしているか、だ。

……うん、もうなんか……終了のお知らせが届いているな…ダドリー…ご愁傷様です。


「…うーん、エディンに確認したい…色々」

「確かにな…。でも、義姉様に相談するなら早い方がいい。準備する事も手回しする事も多いし」

「…そうなった場合何から手を付ける?」

「ま、フッツーにダドリーの取り巻きをプチプチ潰しておくだろう? あとダドリーの妹のアリエナは義姉様の悪口やら何やら諸々の出所だ。とりあえず潰す」

「よし、それは容赦なく潰そう」


……そうか…オークランド家のご令嬢だったのか……うちのお嬢様を貶めるような噂をダラダラ垂れ流してくれやがっていたのは…。

フッ、フフフフフッ…どう捻り潰して差し上げるのがいいだろう…?


「どうせなら二度と下らない口を叩けなくしてやりたいからなぁ…精神的にもボロボロになってもらいたいよなぁ〜…」

「う、うーん、俺はそこまでは…。お嬢様の貶められた尊厳さえ回復してもらえれば…」

「手緩い」

「いや、やり過ぎたら怒られるぞ!」

「そこはバレないように上手くやるさ」


うちのケリーが腹黒ドSに…!

しかもかなりエゲつない方向!


「あとはやっぱりゴヴェス・オークランド氏にも大人しくして頂きたいよな…。レオハール様の婚約者候補に娘のアリエナが上がっていたはずだ。ゴヴェス侯爵はマリアンヌ姫派の貴族の筆頭だったから、他の令嬢よりやや不利のはずなんだが結構強引に自分の娘を推している」

「……それだ…」

「え?」


エディンのキレてる理由だ。

あいつは別に、うちのお嬢様をレオの嫁に推したい訳ではない。

肝心なところが『レオがお嬢様を好き』ってところだ。

俺とケリーがお嬢様の意思を尊重しているのと同じで、あいつはレオの意思が最優先。

そこに我欲の詰まったモンをぶっ込もうもんならそりゃあ…。

あれ? でも娘をごり押ししてるのはゴヴェス侯爵なんだよな?

ダドリーは関係ない?

いや、でもダドリーからすると妹なわけだし?

…………ど、どういう人間だかは知らないが…まさか言ったのか?

エディンの耳に入るように…言っちまったのか?

レオの義兄になるとか、俺が殿下に代わってこの国を治めてやるとか…そういう系の勘違いした調子乗っちゃってる系の発言をしてしまったのか……?


「もし俺の考えが正しいなら…ダドリー・オークランドマジ終わったな…」

「???」


相手は公爵家の子息。

それも…セントラルの公爵家。

もっと言うと騎士団総帥の息子でもある。

正義感や騎士道精神的なモンはライナス様に放り投げているが、レオへの忠誠心はこの国であいつより強い奴はいないだろう。

もし、俺の想像通りの事を言い放っていて、それがスティーブン様の耳にも入ったら……。


「ううう、寒気が」

「大丈夫か? 風邪ひくの早すぎるぞ?」


ああ、ケリー…。

お前はまだそこまで到達していないんだな。

さっきまで腹黒ドS全開だったのに…俺を心配するケリーの表情はイノセントなあの頃のそれだ…。

出来ればずっとクソ生意気で可愛いケリーのままでいてください。




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