現代における妖狐による怠惰。
うまあじ
第一の話、ぷろろぉぐってやつじゃな。
時に現代。
地上は鉄の
そして海には早馬の如く帆を進める鉄の
そんなことはさておいて、此度の舞台はこの
10畳二間の小寂れて、ありふれた空間を彩るは。
齢20程に見受けられる女の姿。
臀部に見受けられるは何やら狐の尾の様な物。
そしてその手に握るはえんじ色のげぇむ機のこんとろぉらぁ。
なんぞ独り言を宣おうとするなれば、
「なんじゃい!!くそげぇが過ぎるじゃろがい!!」
はてさて、どうやら大分に俗物的ではありゃせんか。
傍らにはどうにも黄ばんでいる手紙が1通。
簡素に云えば「来年の春から世話になります。」
さぁさぁ皆様お立ち会い。
これより広がる物語は、
はっきり言って盛り上がりがあるのかと言われれば、
皆々様が思ってるよりもありはしやせん。
しかし、そういう話もたまには良いでしょう?
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