第2話 転移しました…、これからどうしましょう
次に目を覚ますと知らない森らしき所に居た。
「わーお、本当に転移したんですね」
そして周りを見渡すと……
「これはなんでしょうか」
木の机の上に1冊の本が
置いてあった。
うーん、燃やしましょう。
「これは燃やしましょう、何かロクでも無さそうだし」
うーん、魔法ってイメージすれば出来るんですかね?
「あっ、出来た」
とりあえずこれをこの本に付ければ…
……
「ちょっとまてーい!!」
「あっ、本が喋った」
本当にロクでも無い本だった。
とりあえず早めに燃やしましょう。
「ちょちょちょ、ちょっと待ってって言ってるでしよ!! だ、大体どうして中身も確認しないで燃やそうとするの!」
えぇ……
「だって本が喋るなんてどう考えたって怪しいじゃないですか」
「うっ、とっとりあえずその本開いて!」
なんでこんなに怪しい本開かないと行けないんですか……
「はぁ…仕方ないですね、本当は絶対に絶対に絶対に絶対に開けたくなかったんですけどね」
そう言って仕方なく開けた
すると…
「あー、やっと解放されたよ」
何やら妖精?が現れた。
「うん、あー… そう言えばなんで魂の質が男寄りなの?」
「そりゃそうでしょ、男なんですから」
当たり前じゃないですか。
「あーそう言えば神様が「そいつ前世男だからよろしく」みたいな事言って私をここに置いていったからねぇ…」
……なるほど、だから声が高かったんですか。
今思えば股間ら辺が心もとないですね。
「どう?分かった?」
「……はい分かりました」
そして色々雑談していると……
「おい!ここにエルフの女の子と妖精がいるぞ!」
「「!?」」
……はぁ、びっくりした。
「エルフの女の子と妖精?っこんな所でにいる訳……
ちょっと!そこの男達!何してるの!! ちょっとそっち向いてなさい!!」
さっきの男の人達にそう言いながら
女の人がこっちに歩いてきた。
手にはどこからともなく出てきた服を持っていた。
「ちょっとこれ着て?」
……ちょっと女の子の服を着るのは
抵抗が……
「早く着ないとお姉さんが着せちゃうよ~?」
「はっはい!」
何か悪寒を感じたので急いで着替える。
そう言えば僕、今裸でしたね。
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