第7話 彼女なのか愛人なのか
翔太は再び一時帰国する。親友の圭くんの結婚式に呼ばれて参加するためだという。日本にいる間に瑠花に時間があるか聞く。
瑠花は、翔太に奥さんがいるから、なんの間違いも起きないと思っていた。一緒にお酒を飲みにいき、瑠花の家に一緒に帰る。瑠花は翌日仕事があるので、早く寝ようと思っていて、別々の部屋に布団を敷いて、寝ようとすると、
「一人じゃ寝られないんだけど!隣に寝てくれない?」
「明日仕事だから、変なことしないでよ。」
うんと返事をして、すぐに翔太は瑠花に腕枕をして、身体を包み込んだ。
間違いはやっぱり起きてしまう。瑠花も最初は拒否をしていたが、激しく、そして熱く求められるような刺激を受けて、受け入れてしまう。
翔太は瑠花に「後悔してる?」とメッセージを送ってくる。奥さんのことは頭によぎるが、申し訳ないと思いつつも、幸せだと思ったことは口には出せない。そんなジレンマもありながら、「後悔はしてないけどね。」と返事をするのでいっぱいだった。
朝食を食べて、瑠花は出勤、翔太は実家に戻り、翌日再びロスへと旅立つ。
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