14. 逃げるは恥…!?
なぜだか、朝からサクサクと家事がはかどってしょうがない。
気づくと、何カ月もやろうやろうと思いながら、手つかずのままだった雑事をせっせと片付けていた。
たるい…と思っていた仕事、今日はやる気満々で取りかかっている。
などなどの、夏なのに雪でも降るんじゃないかと危惧するようなことがこのわたくしに起こっている時。
それは、ほかにもっとやりたくないことがある時。
仕事がやりたくなくて、家事がはかどる。
家事や雑事がやりたくなくて、仕事がはかどる。
その「やりたくない」内容によって、どっちもある。
端的に言えば、
現・実・逃・避
ってヤツ。
昨日までずっとやりたくなくて、やる気もなくて放っておいたことを、今日になったらサクサクやってるなんて、ふつうに考えたら「あり得ない」。
そして、「なぜ、今?」「だったら、もっと前にやれよ自分」って、いいことしてるはずなのに何かスッキリしないような、やっててはいけないことをやってしまっているかのような、あの違和感。
それもこれも結局は、裏に「もっと優先すべき」「絶対にやらねばならないこと」があるからなわけで、現実逃避で体力・気力・時間を使ったあとで、さらに本丸に攻め入らなければならない。こんな理不尽なことをしてるのは自分だけかなと思ってました。
が、カクヨムでエッセイを読んでると、そういう方、けっこういるんですね。
思えば、私、子供のころからすでにやってました。
試験勉強すべき時に、突然、部屋の模様替えを始めて、気づいたら夜中になっている→→徹夜で勉強しても眠くて不完全燃焼 or 力尽きて何もできずに寝る
みたいなアホなこと。
でも、ここまで来たら、もう現実逃避グセは直らない。
やりたくないことを先延ばししながら、ただただ悶々とダラダラ時間を過ごすのではなく、現実逃避によってそのダラダラ時間で何か別のことを成し遂げたのだ、とプラスに考えよう。
もし、少しは成長したと思える点があるとすれば、子供のころの試験前日は、取り返しがつかないくらい模様替えに時間を使ってしまっていたのが、今は致命的なことになる前に逃避を切り上げて、本当にやらねばならないことも何とかやってはいる(はず)ということかも。
んむ、大丈夫。ちょっとは大人になってる(そもそも低レベルな話だけど!)。
★今日のグータラ指数40/ダメダメ指数60/マジメ指数0
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