cuttingram

「インスタ映え」という言葉も広く一般的となり、インスタグラム以外の写真投稿特化型SNSも数多く登場している昨今、アメリカでとあるSNSが話題を呼んでいる。それが「cuttingram(カッティングラム)」である。

 このカッティングラム、どういうタイプのSNSなのかというと、手首の自傷、いわゆるリストカット写真専門の共有サービスなのだ。リスカ写真はインスタグラムなどでは投稿を禁止されているが、このカッティングラムでは当然だがボカシやスタンプなどでの加工をせずに投稿し放題、更には本家インスタ同様いいねやコメント機能、フィルターや動画投稿機能までも実装されている。このカッティングラム、アメリカのみならず中国やフランスなどでもサービスが始まっており、世界の月間アクティブユーザー数が30万人に及んでいるというから驚きである。

 カッティングラムはこういった内容のサービスなので、自傷行為をいたずらに助長しているのではないかという批判がweb上で多く見られる。実際そういう側面があることは事実のようだが、一方でいいねやコメントを通じて似た悩みや境遇を持つ者同士でのコミュニケーションが生まれたことによって、自傷行為から離れることができたという例も少なからずあるようだ。カッティングラムは、単なる『検索してはいけない』にとどまらず、悩める若者たちにとっての新たな可能性を秘めたツールとなっていくのかも知れない。

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