SAD-MAD HUNTERS
SAD-MAD HUNTERSは海外製のインディーズゲーム。内容は、いわゆるモンスターハンターライクな、多人数で協力して敵と戦う3Dアクション。オンラインマルチプレイにも対応しており、インディーズながらグラフィックも美麗だ。
さて、ではこのゲーム、どこが『検索してはいけない』なのかというと、まあ実際に検索して画面を見てもらえばわかるが、ざっくり言うとその独特の世界観にある。
・舞台はモンハンのような「自然溢れるファンタジー風の世界」ではなく、寂れた住宅街の路地や浮浪者の暮らす公園など「薄汚く人工味溢れる現代風の世界」である。
・プレイヤーは少年か少女のどちらかを選べる(年齢の設定は特に明かされていないが、どう見ても幼稚園児レベルの幼い見た目だ)。
・敵は恐竜のようなわかりやすいビジュアルのものではなく、人体をモチーフにした形容しがたいものばかり。例えば、「手足の付いた巨大な鼻」「ドブ川をすいすい泳ぐ巨大な舌」「まつげの代わりに歯がびっしり生えた空飛ぶ目」「ダンゴムシの足のように生えた大量の指でゴソゴソ地を這う耳の群れ」など。しかも全員「キーキー」「ミーミー」と耳障りな鳴き声を上げる。
・武器がない。素手で殴る蹴る以外の攻撃方法がない(しかも敵は異常に硬い)。
・敵を倒すと、その敵の部位と同じ部位がプレイヤーから失われる(たとえば空飛ぶ目玉を倒すとプレイヤーの少年少女の顔から目玉がなくなる。しかもマルチプレイだと全員が失ってしまう)。
グロテスクな敵のビジュアルと、少年少女が目や耳を失いながら素手で戦うという残酷な世界観が人によってはトラウマを生み出すこのゲーム。自分でプレイする勇気がない方は、実況動画も多数アップされているので見てみてほしい。ちなみに筆者が一番好きな敵は「子犬のようにプレイヤーの足元にじゃれついてくる、足の生えたまゆげ」だ(クークーという鳴き声も相まって本当にちょっと可愛く見えてくるから不思議である)。
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