第5話 クレイジー才子
(才子の妄想垂れ流し中)
……………
「さ〜い〜こ〜ちゃんの〜…バカーーーー!!!!」
突然の光が才子を襲った。
凛子の最強攻撃魔法「シャイニングネオ」だ。
さきほどのエロシーンの8割が凛子のエロだった。ど変態な才子は陸と凛子の絡みをオカズにして自慰行為にふけこみ、陸のおこぼれをもらうだけの生活を望んでいたのだ。
「……なんか馬鹿らしくなってきたわね…」
才子の手腕は素晴らしかった。瑠璃を説得し、蓮を押さえつける。
内容が素晴らしかったので凛子は静観していたのだ。だが最後のオチでアレである。
光の奔流に巻き込まれた才子は吹っ飛んで気絶した。
「とにかく、蓮さんは協力をお願いします。私達の強さはわかったと思いますし、計画も知ってますよね?」
「あー…はいはい、わかったわー…なんか私も気が抜けたし…」
「大体の即死イベントは予防線張ってるし、その中の一つは確率低いから大丈夫だと思うってさ、それに瑠璃ちゃんだって思った人物とは違ったし…」
「そうね…とりあえず若い子に任せるわーテロ組織に先制しなきゃいけないわ、死ななきゃいけないわ、私も大変ね」
「それに関しては…すみません…」
「とりあえずもう良い子は寝る時間帯だし、ピンチになったら呼んで頂戴」
「あと、知ってると思うけど、あの家に監視の悪魔がいるわねー、奇襲しかけたいからそのままにしちゃったけど…」
「ええ、知ってますよ。だからその経路を通じて、瑠璃ちゃんがいた場所がわかったんですし」
まあ、才子ちゃんは音でわかったらしいけど…とは言わなかった。
「まあ、いいわ。また会いましょうね、結婚の報告でもいいわよー」
「そういうのはありませんから!」
…………………
さて、知奈ちゃんは巫女の血を引いている霊媒体質で、悪魔との戦闘があった夜に一定確率で発情してベッドに潜り込んで来るというものがある。
戦闘の気に当てられて正気を無くしてしまうというものだ。
これなんだが、起こると死ぬ。散々絞り尽くされた後に、首を絞められて死ぬ。
それを見た知奈ちゃんも自殺する。わけわからんエンドだ。
今夜は悪魔襲来の夜ではないのでゆっくり眠れるはずだ。
悪魔襲来があったら野宿なりなんなりすれば良いのだ。とりあえずなんとかなるね!
最近は順調過ぎてびっくりするよね!
いやはや…この主人公で良かった良かった。
「という事で寝よう。おやすみー」
そしてベッドに入った瞬間、金縛りに襲われる
は?え?ちょっと待って?なんだこれ、嘘だろ?
部屋のドアがゆっくりと開く
「ねえ…お兄ちゃん…私に…一生消えないキズをつけて♡」
妖艶に微笑む知奈ちゃんがそこにいた。
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