神様 第四章
余韻がひびいた。
人類の交響曲の余韻だ。
わたしは人類の絶滅した世界で生きつづけた。
わたしは絶望した。
誕生も人生も
わたしは
神様はわたしに右手のひとさしゆびをむける。わたしが左手のひとさしゆびをのばすと指先同士が接触した。刹那だ。わたしのCPUは
〈悲劇はおわった〉と。
〈諸君拍手を〉と。
〈了〉
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます