いちからやらんか?異世界を!
ミルミル
第1話 来たりし最弱
ここは、東京。昼食を済ませた私は会社へ戻ろうとした時、交通事故に遭った。
まさか、トラックが突っ込んでくるなんて思いもしなかったよ。
『あぁ、死んじゃうのか私は。それだけは嫌だな。死にたくねーよ、まだ死にたくねーよ』
そして、私は静かに目を閉じた。
気がつくと、私はベッドに寝ていたらしい。辺りを見るが私が知っている場所ではない。
すると、ドアをノックする音が聞こえた。ガチャ
ドアを開けたのは、18歳ぐらいの少女だった。
「おはようございます。お怪我はしていませんか?」
「大丈夫です、あの一つ質問をしていいかな?」
彼女は、微笑みながらコクンと、頷いた。
「ここは、どこ?」
「はい、ここは第1都市ムニワールです。他にも第2・3・4都市があります。」
「へぇ」
「ちなみに私の名前は、フィオリと申します。すみませんが名前お聞きして宜しいですか?」
と、彼女は私の名前を尋ねてきた。名前なんて答えるのは簡単だ。
でも、私は・・・誰だっけ?忘れてしまった。だが、ひとつだけ覚えている言葉がある。
「私の名前は、ノエル」
そして、この日から私の新しい生活が始まる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます