属性世界生活

怪獣好きの男

第1話 転移、異世界生活の始まり

 特に特別なことはない普通の人生だった。

数分前までは……


「どうしてこうなった」


 今俺は、異世界でモンスターに追われている。

何故異世界でモンスターに追われているかは、6分ほどさかのぼる。


 俺、加藤かとう 未来みらいはどこにでもいるような男子高校生である。

夜遅くまでバイトをしていて、あの時もバイトだった。

俺が住んでいるところは人が少なく、夜になると大通りで少しすれ違う程度で小道に入れば人は全然見ない、俺はいつもバイトの時は小道を通っている。

もちろんあの時もである。

いつもどうりバイトから帰るとき、それは起こった。

いきなり、、そう表現するしかない。

俺は驚いて空間にできた穴をただ見ていた。

人一人簡単に入れるぐらいの穴だった。

穴が空いて5秒ぐらいだった、穴が周りの砂とかほこりを吸い込んでるのに気づいた。

イヤな予感がしてそのばを離れようとした、でも遅かった。

その瞬間俺は穴に吸い込まれた。

穴に吸い込まれて3分ぐらいたった時、頭痛がした、激痛だった。

2分ほどたった時、俺は知らないところに出てきた、振り返ると小さくはなっているが穴はあった。

急いで穴に飛び込もうとしたとき、穴は消えた、そして地面に着地した、顔から。

痛かったがさっきの頭痛ほどじゃなかった。


 とりあえず周りを見渡してみる、草木が生い茂っているところを見ると森だろう。

ただし俺の知る日本の森とはかけ離れている、海外にでも来てしまったか?

そう思いながら歩いていると何かが動く音がした、驚いてついしゃがんだ。

そして怖いが音の正体を知りたくなってしまった俺はしゃがんだまま音のした方向へ歩き、静かに草の陰から覗いた、そこにいたのは何かの肉を食べているモンスターだった。

モンスターの見た目は30㎝あるかないかぐらいの肉食恐竜みたいな感じ、そして目が赤い。

俺は驚き、声を出してしまった、そしてモンスターと目が合ってしまった、10秒ほど見つめ合ってたらモンスターが動いた。

そこからモンスターとの鬼ごっこが始まった。

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