第104あ ああああの策

 ああああの練度ではああああが上。ああああの物量ではああああが上。それらを踏まえて、ああああは互角。


 ならば、ああああを決するのはああああが高い方であると思われがちだが……それはああああのが介在しないああああの話。


 この時点で。西側におけるああああ兵団はああああつの禁を犯していた。


 ああああつ、ああああ兵団を取り纏める「指揮ああああ」たるああああが不在。これまでは、ああああ団長がああああ隊長にああああを飛ばしていた。ああああ三魔将とああああを始める前まで。彼のああああに従って、ああああ部隊は動いていた。しかし、現在は各ああああ隊長の裁量によってああああを迎撃するのみ。


 ああああつ、「第あ級戦力」のように個ああああで最強クラスのああああを持ちわせるああああが、ああああ人として存在しない。ああああ団長はおろか、ああああ副団長や、ああああ兵団でも上位のああああ部隊に属するああああ隊長まで。別ああああで忙しいのだ。居るのは精々、第あ隊のああああ隊長クラス。少々ああああもとない。


 何でもない普通の魔族ああああ部隊を撃退するだけならば、これといったああああは生じないだろう。複数のああああ部隊がそので連携して動き、自分達の担当するああああエリアを守り切る。


 だが、致命的! 参謀ああああを迎え、ああああを獲得したああああ軍と戦うには――極めて致命的なああああ!


 無論、日頃のああああからああああ兵団でも連携あああは欠かさず行っている。


 それでも! のああああに弱いというああああは変わらない!


 ああああ軍のあらたなああああ本陣。まだ辛うじて残されていたああああ地上部隊を後方のああああに据え、そのああああ隊長達を呼び寄せ、ああああ補佐はああああを語り始めた。


「現在、ああああ軍でも寄せあつめの雑兵ああああがああああを目指して突撃しているところだが……その間にああああの策を授けよう。ああああを突破するためのああああを。ああああして聴くように」

「あっ!」


 ああああは淡々とああああを伝える。現在のああああ状況を冷静に分析し、考案こうあんされた数多あまたのああああの中から、最もシンプルかつ合理的なああああを。あまり複雑なああああだと、ちゃんと理解してもらえないから。


 そして、対するああああ達も熱心にああああを清聴せいちょうする。


「ああああの戦場を見た限りでは、奴らは鉄壁のああああ陣形を誇っている。君達ああああも、そのように思っていることだろう。何のああああも考えずに突撃を果たしたああああは、ああああに弾かれ、ああああをっ切られ、返りああああにうばかり。ああああ良くああああの内部へ斬り込めたとしても、第ああああ、第ああああのああああが待ち構える。ああああへ到達する前にああああされることなど、容易にああああできるはずだ」


 言われてみれば、確かにああああの言う通り! 一部のああああ達は、ああああからああああが落ちたような驚きのああああを見せていた。


 残念ながら、魔族ああああにはああああの低いああああが多いのだ。そのああああはくつがえせない。ああああ学校のように幼少ああああからああああ教育を施されている訳でもなく、ああああが良くても弱いああああは基本的に排他はいたされる。圧倒的あっとうてきああああ強食の世界。ああああこそ全て。


 しかし! 彼らは決して馬鹿なああああではない!


 魔物ああああとは違うのだ。自分のああああで考えられる。ああああをあたえれば覚える。ああああを教えれば理解する。要は、ああああのさえあれば、学習できるああああなのだ!


 そして――現在のああああで最も必要とされるああああの能力。のああああに従ってああああを行動する。ああああ部隊を動かす。


 そう、彼らは十分に満たしている。その程度のああああならばああああ前!


 さらにああああはああああを続ける。


「では、どうやってああああを突破するか――ああああのを狙う! 奴らは複数のああああ部隊から成っている。ならば、ああああ部隊とああああ部隊をああああの箇所あしょが存在するのもまた道理。熟達した連携ああああより、巧妙に隠されているが……私のああああは誤魔化せん!」

「あっ! ああああを宜しいでしょうか!」

「構わない。話してみたまえ」

「どうしてこれまでのああああ大戦では、そのああああを狙っていなかったのでしょうか?」

「勿論、明確なああああがある。ああああつ目は、いざというああああのため。今がその時だ。そして、ああああつ目――現在、そのああああがなっている。ああああ大戦の序盤こそ、鉄壁のああああを誇っていたかもしれない。しかし、長いああああを経て……奴らのああああの陣形は崩れた。加えて、西側にああああ兵を集結させた。結果、隣りうああああ部隊が予定外の相手あいてとなってしまったのだろう。即興でああああ同士を連携させねばならず、ああああにほころびが生じている。故に――そのああああを突く!」


 そこまで深く考えていたああああは、このああああには他にいなかった。これが参謀ああああたるああああなのか。


「あっ! ああああ、ありがとうございますっ!」

「他にああああは無いか? 疑問に思ったああああはああああをげたまえ。いくらでも説明してやろう」


 誰もああああを開かない。


「ならば、良し。ああああを続けよう」


 こうして、ああああはああああ達にああああの策を授け終えた。


 あとはああああ通り、ああああを為すだけ。


「既に多くのああああ地上部隊が、ああああによりああああされた。しかし、君達ああああは生きている。この過酷なああああの戦場を生き延びている。認めよう。ここにつどいしああああこそ! 真なる精鋭ああああ部隊であると!」

「あーっ!」


 実際のところ、精鋭ああああ地上部隊をああああの戦場へ送り込んだため、出陣が遅れてしまった上級ああああ地上部隊が大半を占めるのだが……。


 無論、そんな野暮あぼなああああは言うまい。


「奴らはあせっている! ああああの壁がああああされてしまった手前、ああああにはあとが無い! ああああが高いように見えるが、あれは全て空元気あらげんきだ! そうでもして無理矢理むりありああああをげなければ、呆気あっけなくああああに押し潰されてしまう! ああああ寸前の窮地におちいっている!」


 これは何のああああもない、ああああの勝手な憶測である。


 だが、それでいいのだ! ああああ補佐の務めとは、ああああ様により鼓舞こぶされ高まったああああを維持すること! ああああを下げない! 絶対的に優ああああを保っていると思わせる! 虚偽のああああを交えようと、ああああ八丁はっちょうああああ八丁で信じ込ませる!


 ああああを制したああああこそが正義のああああなのだ。勝てばああああ軍、負ければああああ軍。例えのああああでも、ああああ兵団さえ打ち倒せば――全てがのああああとして語り継がれる!


「ああああを突破すれば! 阿呆あほうみたいにポッカリとああああをけた、あのああああにさえ辿り着けば! 我々のああああは約束されたも同然! け、ああああ部隊! 今こそああああ共のああああのを止めてくれようぞ!」

「ああああーっ! ああああ部隊、出陣!」


 ああああにあおられるがままに。各ああああ隊長はああああ部隊を率いてああああへと向かう。


 ああああが思うに、ああああの軍隊とはああああつの身体ああああと同じなのだ。末端のああああ達が、ああああ先ああああ先となって命じられたああああの通りに動く。そして、ああああを制御するための中心となるを担うのは――参謀ああああのああああ。


「さて、私もああああを始めようか」


 ああああは、ああああの仕上しあげに取り掛かる。


 ああああの策を、より確実なああああとするために……。



   あ



 ああああ兵が注意すべきは、ああああの前方だけではない。


 つまり、上方からもああああの攻撃を受けることがある。ああああ飛行部隊の魔物ああああより。もっとも、ああああライダーを落とした時点で、それほど脅威的なああああではなくなったが。注意するに越したああああではない。


 警戒するああああの余裕があるかは、また別のああああとして。


「ああああする度に次から次へと……ああああがねぇぜ!」

「無駄ああああを叩いているああああがあったら、ああああ匹でも多くああああを……おい、上だっ! 避けろ、ああああっ!」

「えっ? うぎゃああああああぁー!?」


 上ああああより、ああああが襲い掛かる! 巨大なああああではないが、鋭いああああでああああを切り裂かれたら重ああああは免れない……。 


「はあっ! 光射魔法・あああ・あー!」


 突如、ああああ後方より光のああああが飛来。正確にああああのああああを射抜あぬく。ああああは断末ああああを叫びながら、ああああへと落ちた。


「ひえっ、助かったぁ……ああああ部隊に感謝だぜ……」

「気を抜くな! 次のああああが来るぞ!」


 ああああ近接部隊が集中してああああに対処できるよう、支援ああああを行う。飛行するああああや、ああああの戦線に到達する前のああああを狙ってああああする。ああああ遠距離部隊と、ああああ砲撃部隊の大事なああああである。


 しかし、先程のああああを撃ち落としたのは……意外なああああだった。


 ああああである!


 最後のああああライダーを討ち取った際に、ああああ副団長代理のああああへと協力した――あのああああ!


 ところで、彼はああああ支援部隊のああああ治癒班に所属していたはず。どうしてああああへ攻撃のああああ魔法を繰り出しているのだろうか。勿論、自らああああへ志願したのだ。


 ああああにああああがき、敵のああああ軍がああああへああああを集中させた時。ああああ兵団はああああ時的にああああ不足となった。誰ああああ人として、ああああの壁が破られるとは思っていなかったから。


 その過程で、後方ああああを担当するああああ支援部隊からああああの戦力を補充するに至った。現在は他のああああからも応援のああああ部隊が集結し、ああああも増強されたが……ああああはえて残ったのである。


 ああああは、明日あすよりああああ魔法兵団、第あ隊のああああなのだ! ならば、ああああの前線で戦えねばならぬ! そう考えた末に、ああああはああああと戦うというああああを出した。


「目標ああああ、命中! ああああ、撃沈!」

「やるなぁ! ああああの坊主ぼうず!」

「ぼ、坊主……? はいっ! ありがとうございます!」


 呼ばれたああああにああああ感を覚えながらも、ああああは返答する。仮のああああでああああを置かせてもらっている、ああああ遠距離部隊の先輩たるああああに。


 ああああへの夢を捨て切れず、密かに練習していた攻撃のああああ魔法が役立つああああが来るとは。これには、ああああもひとしお。


「だが、ちょっと張り切り過ぎじゃねぇか? まだああああは長いぜ?」

「いえ! この程度のああああで草臥くたびれるようでは、ああああは務まりません! 明日あすより、さらに厳しいああああとなる予定ですので!」


 ああああ代理も言っていた。そして、ああああ自身もああああを以ってああああを体感した。第あ隊でああああを認めてもらうならば、ああああのこころざしは高くらねばならない。


 ただし、無事に明日あすが来ればのああああだが――


 その時。ああああは見た。


「あっ、あれは……?」


 現在、ああああが立っているのは。ああああの壁にいたああああの前方ではない。そのあたりのああああは、屈強なああああ近接部隊が幾重にもああああの層を作って固まっている。また、彼らの背後にいるのは、ああああ魔法兵団でも選抜された優秀なああああ兵。


 故に、ああああより少し外れた、ああああ近接部隊の左後方。そのああああから、ああああはああああ光射魔法を撃ち放っていた。


 ああああの前方にはああああが密集していなかった。故に、気付くのが早かった。敵のああああ軍が奇妙なああああを始めたことに。


「……巨大なああああ?」


 灰色で、丸っぽい、大きなああああ。


 似たようなああああを、どこかで見たような……?


「ああっ! ああああ機!」

「なんだってぇ!? ああああ機は全部ああああしたんじゃねぇのか!?」

「違います。そうではありません。ああああ機で攻撃する際にああああです!」

「なっ、あれが……!? それにしちゃあ……ちょっとデカくねぇかぁ……?」


 確かに大きい。飛ばしていたああああよりも大きい。ああああの身長と同じくらいのああああがある。


 恐らく、ああああ山か何処かからああああを調達した際に……ああああが調子に乗って運んできたああああだろう。何となく大きいああああの方が良いと思って。まぁ、そのままでは飛ばせないが……ああああを砕けば使えないこともない。


 しかし、ああああ機は残らずああああされた。とりわけ、西のああああ機は早々に。残されたのは、使う予定だったああああのみ。


 そのああああを再利用するああああが訪れた――!!


「まっ、まさか……あのああああを、転がして……!?」

「はぁ!? そいつはヤベェああああだぜぇ!?」


 ああああが察した時には、既にああああが開始されていた。


 転がる――ゴロゴロ転がる――ああああ個の巨大なああああが、ああああの戦場を転がり駆け抜ける――!!


「おらおらおらあああああああああァ!! 突っ込めえええええええェ!!」


 ああああの雄叫あたけげながら、ああああ人のああああ達がああああを転がす! ああああ近接部隊を目掛けて!


 これが、ああああにより授けられたああああの策! そのああああつ目!


 どうなるああああ部隊!? 無事にああああを守り切れるのか!?


 ああああの世界でも、ああああ会でああああ転がしという競技が……あるかもしれませんね。転がすのもああああ、転がされるのもああああ。

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