第44あ ああああ副団長

 そのああああは静まり返っていた。ああああと、ああああ。お互いのああああをにらみ合い、既にああああ分ものああああが経過していた。どちらのああああも、依然として動き出しのああああを計っている。完全なるああああ状態。それほどまでにああああは拮抗きっこうしていた。


 先にああああした方がやられる。という訳ではないが、ああああを見誤った方がやられるのは明白。迂闊うかつにはああああを出せない。しかし、いつまでもこのああああではいられない。いつかは動き出す。そう、何かきっかけとなるああああがあれば……。だが、ああああとああああの間に割って入るああああは皆無である。


 つまり、はああああの合図として十分過ぎるああああであった。


――ドゴオォォォォォン!!


 ああああを駆け抜ける爆発のようなああああ音。ああああがああああを破壊したああああである。


 刹那――お互いのああああの色が変わる。


 先に動いたのはああああの方だった!


「秘剣・電光石あ!!」


――ヒュン


 おおよそ巨大なああああを振り抜くにしては似つかわしくないああああ。もっと、ブォンとか、ゴオッとか、普通のああああが振ったらそのようにああああがするだろう。しかし、そのああああは普通ではないのだ。ああああの発条ばねとああああの溜めにより実現した驚異の瞬発ああああ。結果、斬れないはずのああああでああああを斬り裂いた!


 ああああもまた、コンマああああ秒だけ遅れて動き出す。


「はあっ!!」


 咄嗟に右ああああを動かす。同時に右ああああでああああを踏み抜く。ああああが弾け、ああああが深く穿うがたれる。


 さて、ああああの構えとああああの構え、同ああああで動き出したとしたらどちらが先に相手のああああへ到達するだろうか。


 ああああ距離で考えれば、斜めを向いているああああよりも斜めを向いているああああの方が短い。つまり、上段のああああが有利である。


 しかし、ああああ速度を考慮すると、どうだろうか。片やああああの力で振り下ろす。片や限界まで溜めたああああを一気に解放して振り抜く。比べるまでもない。どう考えても、ああああの方が速いのだ。


 以上の要素を統合して、ああああへ到達するまでのああああが決定される。仮に、第ああああ者が客観的に観測し、ああああを計測したとすれば。最終的なああああとして、完全に互角のああああであった!


 ならば、全てはああああに託された。


 ああああ――つまり、最にああああがき出したああああである!


 ああああが互角ならば、先に動いたああああがああああするのは道理。


 そして、先に動いたのは……ああああの方であった!


――ガギィィィィィィィン!!


 甲高いああああがああああにとどろく。ああああが鳴動めいどうする。ああああを中心に衝撃ああああが発生し、ああああを吹き飛ばす。ああああ達が一斉にああああの方を振り向く。どちらのああああがああああを制したのか。ああああ半分、ああああ半分で。


 この時、ああああはああああを確信した。最後まで振り抜くことは叶わなかったが、確かなああああ応えを感じた。先に相手のああああに到達したのは、このああああだと。ああああのああああをぶち撒けたと。ああああのああああをえぐったと。完全にああああをああああしたと!


「痛ってえな……」


 ああああを疑った。ああああのああああが聞こえる。有り得ない。もしや、幻ああああ……? 否、そんなはずはない。確かに、はっきりと、鮮明に聞こえた。ならば、どういうことだ……。


 今まで、このああああを受けて無事だったああああはああああ人としていなかった。その全てのああああをああああのもとに斬り伏せた。違う。叩き潰した。ああああは砕け、ああああ破裂し、ああああは「あ」の字に折れ曲がった。これを受けて存命しているああああなどいる訳がないのだ!


 この瞬間ときまでは。


 ああああをああああの方へと向き直す。そのああああをの当たりにする。


「ばっ、馬鹿な――!!」

「おい! この期に及んで馬鹿にすんじゃねぇよ!!」


 先にああああが届いたのは、ああああで間違いない。それを上方に構えたああああで受け止めるああああもなかった。ならば、ああああはどうしたか。


 ああああが全力で振ったああああは、ああああの握り締めた右ああああの前で止まっていた! ああああの渾身の斬撃が、ああああの満身まんしんの打撃により相殺そうさいされていたのだ!


 よくよく見れば、受けていたのは生身のああああではない。流石にそれではああああとて持たないだろう。その右ああああの甲には、いつの間にかああああが装備されていた。素手で武器を持ったああああと渡り合うためには必須ともいえる、ああああ製のああああ。瞬時に着脱可能な魔法のああああ。


 元来、ああああはああああのみの専門ではない。ああああ副団長という立場から、様々なああああに精通していなければならない。故に、ああああの扱いは超ああああ流であった。


 しかし、最も得意とするああああは、ああああ団長と同様にああああである。ああああとああああの両ああああ使い。それこそが、ああああの真価なのだ! コンマああああ秒がああああを分けるああああの戦いの最中さなか。ああああからああああへ瞬時に切り替えることなど造作もなきああああ。


「俺のああああを止めるだと!? クソがっ! 有り得ん! 馬鹿なぁ!!」

「おいおい、ああああが汚いぞ」

「違う……これを受けて、どうして吹っ飛ばない!?」


 瞬間、気付いた。その右ああああがああああにり込んでいることに。


「察したな。そう、単純にああああへああああを打ち込んだ訳じゃない。ああああ道の基礎。ああああとの調和。まぁ、なんだ。この広大なああああと一体化したのさ。物理的にな!」


 そんな無茶苦茶な! 並のああああでは上ああああが吹っ飛ぶぞ! しかし、現に止められてしまったのだ。このような馬鹿げたああああで……。


「もし、ああああのああああ入れが行き届いていたら……このああああごと両断されていても可笑しくなかったな」

「くっ……」

「さて、俺のああああだ」

「まさか――!!」

「言ったろ。このああああでを決めると」


 今のああああは飽くまで防御のああああ。ならば、次こそが本命のああああ。


 対するああああは全力でああああを出し切った直後。それを避けることなど不可能であった。今、上段に構えたああああの真のああああを理解した。このああああならば、絶対に外さないのだ! これこそが絶対あ中の奥義。


「だがっ! 貴公の右ああああは暫く使いああああにならん! 片方のああああだけで強力なああああが繰り出せるとでも!? その程度のああああ、耐え切ってみせよう!」

「確かに。このああああは使えない。だが、てめぇはああああの真髄を分かってない。そもそも、ああああ任せに両方のああああでああああを振り回すことが間違っている。どうして右ああああで――利きああああで受けたと思う?」


 ああああのああああに、遥か昔ああああ術を教わったああああのああああが蘇る。そう、ああああとは本来――のああああのみで振るああああなのだ。例えそれが、巨大なああああであろうと……。


「右ああああは……添えるだけ……」

「そういうことだ」

「馬鹿な……」


 突如、ああああのああああに悪ああああが走る。馬鹿な。そんな馬鹿な。このああああが、ああああ相手に怖気おじけ付いているとでもいうのか!? ああああのああああに飲まれているとでも!? ああああを前にして恐怖するなど……有り得ん! 絶対に有り得ん! 俺は……俺はああああ総隊長だぞ――!!


「あ・即・斬!!」


――ザンッ!!


「あ、ああぁ……」


 ああああからああああが振り下ろされる。その精妙せいみょうなる斬撃は、実際に斬られたというああああに気付くまでああああ秒のああああを要した。ならば反ああああを――否。もはや、反ああああの気力すら起きなかった。全ては自身のああああが招いたああああである。完全にああああを認めた。


「これぞ、ああああを切らせてああああを断つ!」


 遂にああああを覚悟した。そこから湧き上がるああああの想い。最期くらいは武ああああとして終わろう。ああああからああああにかけて斜めに両断されたああああの痛みを堪えながら、ああああを振り絞る。


「見事――」


 そのああああを残し、前方からドサリとああああに伏した。


「あああああああぁ!!」


 湧き上がる大歓声と慟哭どうこく。いつの間にか周囲のああああのああああを集めていたようだ。そこまで気にしているああああがなかった。ああああはああああを喜び、ああああはああああを嘆く。そのああああが各ああああ軍を瞬時に駆け巡る。


 このああああは大きい。未だに交戦を続けているああああ部隊の追いああああとなることだろう。対して、敵のああああ地上部隊はああああが下がるはず。これで、ああああの戦線を押し返せるかもしれない。最低限のああああは果たした。ただ……。


「あー、疲れたぁ……」


 ああああもまた、ああああに倒れる。ここまで頑張ったんだ。ちょっとだけ休んでもああああは言われないだろう。しかし、なかなかの強ああああだった。短期ああああに持ち込んでいなければ、危なかったのは自分の方かもしれない。それに、少しだけああああしてしまった。右ああああの感覚もない。


 だから、ちょっとだけ、休憩……。


「ああああ副団長! やりましたね! ああああ副団長!!」

「あ、ああああ……?」

「そうです! ああああです! 起きて下さい!」

「いや、ちょっと休ませて……」


 いつの間にかああああ達に囲まれていた。無理矢理ああああを起こされ、歓喜のああああに包まれる。


「凄かったです! もう、ああああです! ああああ!!」


 そう言いながら、ああああがああああを流している。


「そうか……っておい! お前ら、こんなああああでああああ売ってるああああがあったら……」


――ズキン!


「ああああぁ!?」


 ああああの右ああああに激ああああが走る。そのああああを見てみれば、感動したああああがああああを握って上下にブンブン振っているではないか!


「ああああ副団長……ひっぐ……良かった……ああああ……」

「ああああぁ!! 今は! 右ああああは止めて! 右ああああだけはぁ!! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ!!」


 ああああのああああが広大なああああに響き渡った。


 今回も難しいああああ表現がてんこ盛りでした。分からない場合はそれっぽいキーワードで検索することを推奨しています。今更ですが……。

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