第367話 大き過ぎ……?

戻ってきた天草店長は、みんなを連れてきた


そんな事だろうと思ったよ!!!!!


天草「はーい、お待たせ」

そういうのは待ってねーよ!


南城「うわぁ!」

喜んでるの、うわぁ……


堀北「やっぱり、いいわね」

なら、堀北さんも一緒に着ようよ!


仁科「結構似合ってる?」

似合ってないよ⁉

化粧して素の俺なんだよ⁉


東雲「さすが、テンチョーさん」

何が流石なのかな⁉


妹「おにぃ……」

何か言えよ!!


天草「後は、お胸なんだけど」

そういうの、今はいらないんだけど⁉


南城「やっぱおっきい方がいいかな?」

堀北「いえ、そんな事はないと思うわ」

仁科「普通くらい?」

妹「普通ってどのくらいですか?」

東雲「やっぱ大きい方がいいわよ」

天草「じゃ、とりあえず最初は大きめで段々小さくして調整してみる?」


俺以外「はーい」


これ、天草さん遊んでるだろ⁉


天草「という訳で!はーい、手入れるわよー」

どういう訳だよ⁉

ってか、俺のはココでも


作った本人は構造を完璧に理解してるからな……あっという間に俺に立派な胸が入れられた


やっぱり違和感すげーなぁ


天草「はい、でーきた!」

これ、何カップあるんだよ⁉

デカすぎだろ⁉


天草「D~Eくらいにしたけど」


南城「おっきいね!」

東雲「いいわね」

堀北「大き過ぎな気がするわ」

仁科「もう少し小さくした方が自然じゃない?」

妹「う~ん……」


天草「じゃ、少しサイズダウンかしら」

もう、されるがままの状態で流れに身を任せる


そしてさっきよりは小さくなった


南城「う~ん?」

突然自分の胸を揉んだ⁉

何やってんの⁉


堀北「千秋?」

東雲「あ~、なるほどね!」

何がなるほどなの⁉


仁科「千秋ちゃんと同じくらい?」

え、そうなの⁉


南城「見た感じは、同じくらいかな?」

妹「えい!」

コラ!!!

何やってんだよ!!

鷲掴み⁉

さすがに怒られるぞ!!



ってあれ?

いくら女子同士だからって……怒らないの⁉

揉み揉みするな!


妹「次はおにぃの」

俺のは偽物だからな⁉


俺「こ、こっち来んな」


妹「おにぃ?」

何不思議そうに頭傾けてんだよ⁉


妹「えい」

いつもは見せない敏捷さで距離を詰めて来た⁉

お前、そんなに素早く動けるのか⁉


妹「う~ん……千秋先輩の方が少し大きい?」

そんな情報は聞きたくなかった!!!

俺だって、健全な男子高校生だから!!

そういうの気にしちゃうから!!


天草「どうかしら?」


南城「いいんじゃないかな?」

良くない良くない!


東雲「千秋って結構胸あるのねぇ」

それ、今関係ないよね⁉


堀北「まだ大きいと思うわ」

一貫してるね!


仁科「う~ん……微妙かな」

南城さんの胸と俺の偽乳を見比べないで!!


妹「もう少し小さい方が理想的かな」

お前は兄にどんな理想を持ってるんだよ⁉




天草「それじゃ、もう1サイズダウンするわよ」

ささっとサイズダウンされる偽乳


ま、まぁ……これくらいなら許容範囲内の大きさな感じがするけど


南城「豊ちゃんと同じくらい?」

今度は仁科さん⁉


仁科「え⁉そ、そうかな?そんな事ないと思うけど⁉⁉」

動揺しすぎて、南城さんの発言がマジっぽく聞こえるんだけど⁉


妹「でも、サイズ感はいいですよね」

お前の中で兄ってどういう存在なんだよ⁉


堀北「まだ大きいわ」

そ、そうかな?


東雲「可愛いわね」

何が⁉


天草「それじゃ、このくらいのサイズでいいかしら?」

ま、まぁ……いいかな


堀北「ちょっと待ってくれるかしら?」

うん?


天草「どうしたのかしら?」


堀北「試しに、もう少し小さくしてほしいの」

もう少し、小さく?


天草「…………わかったわ。それじゃ、もう少し小さくするわね」

え⁉

まだ続くの⁉


堀北さんの提案で、もう1サイズ小さくする事になった……



早く終わってくれ……俺の精神力が削りきられる前に……!

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