存在と存在、力と力とは、響き合い繋がり逢う。
・・たとえ、それが不本意な形であっても。
ときに、陰惨なる姿を見せたとしても。
なぜならそれは、世界の成り立ちそのものだから。
それは、あまりに深く、悲しく、そして美しい・・
凍てつく川底の、閉じた氷のように。
この物語は筆者の『ステップガールとワイバーンの領主』のスピンオフ作品です。
もちろん、独立した作品としてお読みになっても、その深い味わいを堪能できるでしょう。(本作品から『ステップガールとワイバーンの領主』へと進むのも、一興かもしれませんね。)
とても美しく、そして深い深い物語です。
おそらく私は、冬の訪れを知るごとにこの物語を訪ねたくなるでしょう。
本棚のお気に入りの場所に置きたくなるような、そんな物語。
・・是非、お手に取ってみて下さい。
おススメですっ!