俺とフレンズ

@EARLY-TW

まさかの転生

第1話 てんせい

「よかったなあ… けもフレ2無事終了かー」


「サーバル強い! カラカル突っ込みすごい! かばんちゃん大人!」


「いやあ… 意外とネットの反応悪いけど俺的にはそこそこよかったと思う」














「んなわけあるかーい!!」


「何この最後の終わり方! サーバル本気出したら一発やん! ビーストはどうなった! 海にいたでかいセルリアンは? なんでかばんが主人公じゃないんだ!

そもそもかばんはなぜ戻ったんだああ!」





「疲れた 水飲も」


テレビを消して水を飲みに行く


「ミャーオ ミャー ミャー」

「ん? おっ ナノが来たっ 今餌持ってくるから待ってろよー」


ナノとは猫のことだ  名前は何となく付けた

いつもなら昼ぐらいに来るのだが…


ガラガラ…

「ほら、餌の魚だよ 遠慮なくどうぞ」


「おっ うまいか? おいしそうに食べるじゃないか」


「え? お代わりをよこせ? 食いしん坊め!」


けもフレは友達に勧められて見始めた

これが意外とおもしろくて!


今じゃあオタクだな!

3期を期待してるぜ!


ナノは灰色の猫で大きさは少し小さめ

毎日餌を要求してくる


餌を食べているところを眺めている時だ


強い風が吹いた

隣の家の屋根の上にいたナノは滑り落ちてしまった


猫は高いところから飛び降りても平気だが、それだけでは終わらなかった!


下にガラスの破片が散らばっているからだ

隣の家に住む人がワインの瓶などを投げ捨てるからだ


「危ない!」


思わず叫んだ俺は窓から飛び降り、ナノを助けた











「!!」

「お…俺は… ナノを助けて串刺しに… なってない…?」


刺さっているどころかかすり傷一つない


「しかもここはどこだ? 夢?」


試しに自分で自分を殴る

「痛ッッ! 夢じゃない!」


「ん? しかも… ここどっかで見たことあるような…」


来たこともないのに見たことある景色だ

とりあえず近くの町まで歩くか…

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