あくまでダーク、救いのない物語です。しかし落ちるところまで落ちて、そこが幸せだと言い切れる強さにはすがすがしささえ感じました。中途半端にお涙ちょうだいのエピソードを入れるより、ひたすら下っていく方が読者には強いインパクトを与えられると思います。
途中の台詞が、やや有名漫画に似てしまったのが残念かなと思いますが、雰囲気はとても好きな作品でした。これからも頑張ってください。
作者からの返信
読んで下さりありがとうございます!
褒めて頂き嬉しい限りです。
そうですね、今作は最初から最後までどん底なお話でした。
私は基本ハッピーエンドが大好きなのですが、なぜか一番最初に書いた小説がこれになってしまいましたww
「友達としかみられない」という青春ミステリーも書いていて、そちらはハッピーエンドで完結しています。
よろしければそちらも是非お読み下さい!
これからもよろしくお願いします。
編集済
人は過去とともに生きているので、どれか一部の過去を変えただけでもバタフライ・エフェクトでその人自身に変化が生じてしまう。そのような設定であったなら、彼の決断は不幸であってもかけがえのない自分を賭けていたのかな、と解釈を広げてしまいました。
お話としては、何かを決める大切さを再認識させてくれました。きっかけをくださってありがとうございます。