ゴム人間女子小学生ロスがつづくなか。

宮本武蔵女子高生に二次創作同人誌の存在を教える卜伝部長が現れた。

宮本武蔵女子高生は卜伝部長（一般人が想定するリョナ女神を指す言葉。裸はなかなか見られないが内臓なら簡単に見せてくれる）よりもずっとコミックマーケットという文化に詳しくなかったため、そんなものが存在すること自体知らなかったが、たしかにもし一次創作の登場人物が実在の人物になったとしても二次創作は非実在実在人物のままなので法律上なんの問題もないはずだった。宮本武蔵女子高生は卜伝部長の自宅に遊びに行き、麦茶にお菓子を食べながら卜伝部長の膨大な薄い本のコレクションを見せてもらった。

だがその目にいきなり一冊の同人誌が目に飛び込んできて、とにかくすごい衝撃を受けて思わずその本を手にとった。

いきなりレールガン女子高生――その同人誌には確かにそんなタイトルが書かれていた。