第4話「ホットラインは地球を救う」
一九六二年、十月。
最後の楽園と呼ばれる社会主義国家と資本主義国家の境目、キューバに核ミサイル基地が現れた。
キューバはソ連(一般人が想定するソビエト連邦を指す言葉。よく悪役にされる)よりもずっとアメリカ合衆国に近く、米国に核攻撃をするには都合がよかったが、ソ連はアメリカとの全面核戦争に踏み切ることはあまり考えておらず、好戦的なキューバの言葉を受け流してばかりである。結果的にミサイル基地を撤去することで全面核戦争は回避され、この事件をきっかけにソ連とアメリカの間にホットラインが設けられた。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃でソ連とアメリカの直通電話を焼却した。
人類が滅びた。
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