10.バラスコでの厄災ー7 王
カーター、クレア、イザヤ、パーカーの4人はゴーティエに連れられ王様のいるバラスコ城に行くことになった。普通の人は入れない。警備兵隊が城の門の前で槍を持ち、見守っている。
4人は、客人として迎えられた。
城に入るとバラの菜園、バラの庭、色とりどりなローズガーデン。とにかくバラの執着かすごい。ローズガーデンを抜けてまた大きな扉を開け入り、広い通路5分歩くとまた扉があった。ここに王様は居る。
俺たちは緊張していた。緊張のさだか、ゴーティエは扉に2回ノックしてゴーティエ!そして客人4人入ります!と大声で言った。すると、その重い扉いびつな音をたてながらゆっくりと開いた。その扉の奥には大きな玉座に王様が座っていた。王様は優雅に温かいローズティーを飲んでいた。
王様はローズティーを右の丸い小さめの机に静かに置いた。
そして、急に笑いながら自己紹介を始めた。
「ふはっはははっ! !我はこのバラスコの王・
マイカイ・ローズ・バラスコ160第王様である!」
周りの兵隊やゴーティエたちはひざまついて頭を下げた。
と、同時にカーターたち4人も王様と分かっていたので、同様にひざまついて頭を下げた。
凄く、おしゃれな金のローズのマークがある王冠、マント、服装をしていた。いかにも王様!って感じ。無精髭があり、凛々しい顔立ちの人で真面目そうで冷静なタイプの王様だった。そんな威圧感の中、ゴーティエは頭を上げ、話を進めた。男について情報など、ゴーティエは王様に詳しく話した。
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