第3章 暴かれるヴァルキリー密造
第50話 強盗殺神事件(事件発生)
ユリカ:いやはや、魔界には色んなサービスがあるね〜。保育所不足をあんな形で補ってるんだもんね。っと、それはそうと天界宇宙はね、神界、精霊界、神獣界、そんでもって
AD:はいOKで〜す!
ユリカ:ねぇ、この番組の専属ナレーターいつ決まんの?・・・え?募集かけると必ずこの番組以外に行っちゃうって?そこはもちっと頑張ってよ〜!
天界時間8:50 天界宇宙神界 タイタン建設グループ本社ビル
刑事:これは、サトウ警部。遠路境界宙域からご苦労様です!
ゲン:いや、昨日まで天王界に居たからにゃ。すぐ来れたのにゃ。それで、害者は?
刑事:被害者はタイタン建設グループ営業3課の
ゲン:確かに荒らされた形跡があるにゃ。それで?
刑事:害者の直属の上司である
ゲン:設計図が数点・・・か。
刑事:それにしても何で設計図なんでしょうかね?
ゲン:お前さんは刑事になってどれ位になるのにゃ?
刑事:20年です。
※人界で例えると2年
ゲン:フッ、まだまだ小僧だにゃ♪設計図ってのはライバル会社からすれば喉から手が出るほど欲しがるお宝にゃ。それは相手が大企業であればライバル会社にとってはどんだけ金を積んででも買い取りたくなるくらいだからにゃ。
刑事:と、いう事は
ゲン:何故犯神と思うのにゃ?犯人である可能性もあるだろう?
保管ケースに入った凶器のナイフを見せる刑事
刑事:それはこのナイフに付いてる
ゲン:成る程にゃ、それで犯神ってか。甘いにゃ♪
刑事:と、いうと?
ゲン:聖紋っては指紋と同じで偽装可能だから、誰かに罪を
刑事:では一体誰が?
ゲン:それを今から現場を調べるんだにゃ。
現場を鑑識官と共に調べるゲンすると現場の違和感に気付く
ゲン:(ん?コイツは?・・・そうか、そういう事か!)
刑事:サトウ警部?
ゲン:悪いがちょいとコイツを科捜研まで持って行っちゃくれねぇかにゃ?
刑事:転送すれば良いのでは?
ゲン:コイツはそうもいかないのにゃ、転送する時の次元エネルギーに触れると消えてしまう成分が含まれててにゃ。だから転送すると大事な証拠が消えちまうのにゃ。
刑事:わ、分かりました!
証拠品を受け取ると現場から足早に去る刑事
ゲン:さ・て・と・・・
何処かへ通話するゲン
ゲン:俺だ、至急調べて欲しいものがある・・・分かった、明日落ち合おう。
考察へ続く・・・
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