2022年3月
今年も始まりました、KACイベント!
3月になり、今年もKACイベントが始まりました。
今日で一週間が経過しますが、皆様は楽しんでおられるでしょうか。
今年のKACイベントは、3回目からは週3回定期的に行われますが、1回目は火曜お昼にお題発表で金曜お昼までの丸3日間、2回目は金曜お昼発表で水曜お昼が締切の丸5日間という変則日程です。
最初の2回は、かなり余裕のある応募期間というだけでなく、この2回だけで必ずもらえる【ウィークリー賞】があったり、抽選でもらえる【スタートダッシュ賞】があったりもしますから、いわばチュートリアルみたいなものなのでしょうね。
今のところ私は、どちらも2作品ずつで参加しています。当日ササッと1作品書いてから、ゆるゆる日程の恩恵に与る形で、二、三日後に2作品目を書く、という感じになっています。
恩恵に与るといえば、もうひとつ。
少し前に「今年もあります、カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ!」と題したエッセイ記事の中で記したように、今年は文字数の下限が、去年や一昨年の1200文字から、600文字まで引き下げられています。あの時『さらに書きやすくなったかもしれません』と言っておきながら、内心では「あまり私には関係ないだろう」とも思っていました。基本的に私は、書いているうちにドンドン長くなるタイプであり、気にするべきは下限ではなく上限の文字数と考えていたからです。
でも、いざ始まってみたら思い出しました。去年のKAC2021では「何も考えずに書いたら1,000文字未満で終わりそうだから、意図的に蘊蓄や描写を増やしていこう」と思いながら書いた作品もあった、ということを。
実際、今年のKAC2022では、1回目も2回目も、私が当日ササッと書いたのは、どちらも1,000文字未満。去年だったら規定の文字数に満たない作品でした。
1回目の1作品目は、お題を見てから昼食。食事中も食器を洗う間も考えて、食後に執筆して、投稿時刻が12:53。2回目の1作品目は「今日は忙しいから夕方にしよう」と考えていたのに、つい昼食後にお題を見てしまって、予定の用事を済ませる前に書いて投稿したのが13:20。
実際の時間はともかく、個人的な手応えとしては、どちらも一時間かからなかったという感覚です。これこそ「600文字でOK」というルールに変更された恩恵でしょうね。
ここまでの一週間のKACイベントで、興味深い出来事がもうひとつ。
私は★の数を競うような賞とは無縁なので、他人様の作品と比べるつもりは毛頭ありませんが……。
自分自身の4作品を比較してみると、同じ私の作品で、同じ単話完結のはずなのに、読まれ具合に大きな差がついている!
投稿日も含めて記してみると、現時点では、こんな感じになっているのです。
『二刀流と呼ばないで』
https://kakuyomu.jp/works/16816927861216736313
(★4、フォロワー1、応援6、PV18、3月1日投稿)
『非力な僕の二刀流』
https://kakuyomu.jp/works/16816927861269182255
(★18、フォロワー3、応援9、PV22、3月3日投稿)
『現在カクヨムでは推し活が推奨されています』
https://kakuyomu.jp/works/16816927861300131096
(★47、フォロワー4、応援28、PV91、3月4日投稿)
『私の推し活は本物志向』
https://kakuyomu.jp/works/16816927861395334984
(★8、フォロワー2、応援4、PV10、3月7日投稿)
単純な数字の蓄積ならば、最初の作品が最も大きくなるはず。でも現実には、2回目のお題「推し活」の1作品目だけが、★も応援もPVも突出しているように見えます。
深く考えるまでもなく、人目を引く作品タイトルのおかげでしょうね。エッセイでもないのに敢えて「カクヨム」という実在のサイト名を含めたことで、皆様に興味を持っていただけたようです。
WEB小説では、中身よりもまず作品タイトルやキャッチコピーが大切。そんな基本的なことを、改めて感じさせられました。
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