カクヨムを使い始めて思うこと ――六年目の手習い――

KAC2021結果発表

　本日4月15日の「カクヨムからのお知らせ」は、先月のイベントの結果発表でした。

　KAC2021 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2021～ 受賞者結果発表！

　https://kakuyomu.jp/info/entry/2021/04/15/120000

　受賞なされた皆様、おめでとうございます。

　華々しい賞とは無縁でしたが、私も皆勤賞だけはいただけました。

　全回作品を投稿した時点で「皆勤賞は大丈夫なはず」と思っていたのですが、あくまでも「はず」に過ぎません。

　何か規定を読み落としていないか、細かいミスをして参加が認められない状態になっていないか。色々と心配になります。昨年は念のため毎回複数作品で参加しましたが（5回のお題で合計11作品）、今年は1作品のみの回が多かったので（10回のお題で合計15作品）、よけいに心配になりました。

　さらに、以前のエッセイで記したように、最初は自分の参加枠についても心配して、運営にお問い合わせしたくらいですからね。こうして皆勤賞が確定して、本当にホッとしています。

　賞そのものに関しては、それでおしまいなのですが。

　お知らせを読んでいて意外に感じたのが、参加作品数です。「開催結果」として、各回の作品数が、以下のように記されていました。

　第1回参加数：623作品

　第2回参加数：558作品

　第3回参加数：555作品

　第4回参加数：567作品

　第5回参加数：514作品

　第6回参加数：500作品

　第7回参加数：469作品

　第8回参加数：456作品

　第9回参加数：478作品

　第10回参加数：456作品

　面白いのは、初回の参加数が一番多いこと。

　みんな最初は「公式イベントが始まった！」と飛びついたのでしょう。「皆勤賞を狙おう」という意気込みもあったのかもしれません。でも途中でテンションが下がったりギブアップしたりする方々もおられたのでしょうね。

　そして意外に感じたのが、金曜日の参加数です。金曜日はボーナス回なので、第3回と第6回と第9回は突出して多くなるのではないか、と予想していたのです。でも蓋を開けてみれば、月曜日や水曜日とそれほど変わりませんでした。むしろ第3回は第1回より明らかに、そして第2回より微妙に少ないくらいであり、第6回も第4回や第5回と比べると同様です。

　金曜ボーナス回。Twitterだったか近況ノートだったか忘れましたが「金曜日は読者評価とは別にカクヨム側で読んで選んでもらえる！ 読者人気がなくても賞を狙える！」と意気込んでおられる方々を見た覚えがあります。私も同じ考えであり、金曜日だけは必ず複数作品で参加していました。

　でも特に多くはなかった作品数。金曜ボーナス回の効果で数が増えた分はあっても、金曜日は難しいお題になったことで数が減った分もあり、ちょうど相殺されたのでしょうか。

　何はともあれ、今年のKACイベントも楽しませていただきました。

　また来年が楽しみです。

　心配なのは、レギュレーションが微妙に変化するのではないか、ということだけですね。来年も私は、普通に参加できるのでしょうか。できることを願っています。

　あるいは逆に、来年の今頃までに書籍化デビューできるならば、それはそれで構いません。もうKACイベントに一般参加できなくなるとしても、むしろ嬉しいくらいです。

　でも、そんなものは夢に過ぎないレベル。現実的には、また「私の場合どうなのだろう？」と無駄に心配してお問い合わせするような、不安定な状態でしょうね……。