第2話 見ちゃダメって・・・⁉
杖をついてる人や車いすに乗ってる人を見て、『見ちゃダメ‼』ってねっ、
そんなこと言う大人って・・・?
大人がそんなことを言うから、子供たちの一部もそれに倣ってしまいます。
わたしは、娘の卒園・入学式、息子の入園・卒園の時に杖をついて参列しましたが、幼稚園の園長ならびに保育士さんや小学校の先生方に前もって話しておきましたので、大人の方からの『見ちゃダメ‼』の言葉が、子供たちに話されることもあまりありませんでした。
子供たちの友達が遊びに来ても、わたしのカラダのことを気遣うのではなく、僕が・わたしが・・・と、遊んだり・おやつを食べたあとの後片付けなどを、交代でしてくれる子たちも増えてきました。
大人の言う『見ちゃダメ‼』というのは、ナニかあった時のこととか、責任を持って・・・しなければならないからということもあると思いますが、子供たちはナンのしがらみも無くモノの善し悪しというのかなぁ~? さっと気付いて行動をしてくれます。
学校の教育や家庭内での会話の中で、ああしなさい・こうしなさいなんて言うつもりはありませんが、大人が身をもって感じて動くことが大事かなって思います。
高校・大学、そして元気に働けた時に母のお店のお手伝いで、年に数度はカラダの不自由な方の施設などにお手伝いで行かせてもらいましたが、あの時にお食事などの介助など?をさせてもらえた時に、返ってきた笑顔にすごく感動しました。
いま、こういうカラダの不自由になりつつ、ナニかあった時に介助・手伝ってくれる方々に笑顔を返し、『ありがと~』のひとことを返せるようにと思います。
『見ちゃダメ‼』っていう人には、こういう経験・体験がないかと思います。 子供たちにそういう言葉を発する前に、自分のまわりを見てくれたらと...。
ヒトはいつかは死を迎えます。
難なく「ピンピンコロリ」と亡くなるんじゃなく、万が一病に侵されたり・怪我をして動けなくなってしまった・・・と、その時の自分自身の姿を一度は想像してみてください。
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