ピンで留められた蝶は死んでいる 備忘録あるいは妄想

無貌賞 ラスト2作ご紹介

無貌賞も本日で応募受付終了です。ラストになって、主宰者である私の想定の枠外の作品がふたつ届きました。どちらも無貌賞のための書き下ろしです。ありがとうございます。

そしておそらくネツヤマさんはこのためにカクヨムのアカウントを作っています。プロフィールも必読です。

『れ』夢月七海　https://kakuyomu.jp/works/1177354054897874695/episodes/1177354054897874751

『涙』ネツヤマ　https://kakuyomu.jp/works/1177354054897984481/episodes/1177354054897984743

『れ』は、とにかく読みにくいんですが、たどたどしく読むことが作品の雰囲気を醸し出す効果もあります。こんなやり方は初見でした。

『涙』は、「去年マリエンバードで」を掌編にしたような繰り返しと意味を消却した不安と目眩の掌編です。それでいて少し官能的。