謎の?薬剤師
幻想花
第1話
魔女 それは昔、薬草を煎じたり。すり潰し粉にし塗り薬にしたり奇跡を起こし、悪魔の女
と呼ばれたことにより、魔女と呼ばれている。
しかし現代では魔女はおらず、ハロインのコスプレをたまに見かけるぐらいだ。
現代では身体的改善を目的とした、専門の学校ができている、私はそこに通っている。
「あーあーこんな森の中になんで学校建てたかなぁ。毎朝 通うの大変なんだけど」
それは高校を卒業して、間もなく自宅のポストに投函されたチラシ、教材を無料で配布するので、この通りに作って学校に送ってくれれば即入学できるとのこと。
じつは、この教材で作成した物は作り方によって色が変わる。
色が変わって、どの様なものに向いているのかわかるシステムになっている。
例えば、送られてきた教材にクリームが入っていて、これにサンプルの薬が入っているので混ぜると、調合次第で何色にでも変わる
今回も同様で送られてきた教材にクリームとサンプルの薬が入っていて何色に変わったのか確かめる
赤、青、緑、茶色とクリームの色に変わる
大抵がこの4つの色に変わるのだが、
今回送られてきた色は薄い黄色!
黄色は稀で緑の色の上位
送られてきた専門学校の職員は動揺した
「おい!聞いたか?薄い黄色のクリームを作ったやつがいるそうだ!」
職員室はざわざわと騒ぎ始める、今は夏休み中なので生徒たちは いない無料で配布された
教材を回収し、職員が一斉に結果を確認する。
それとは別にクリームの色が黒まで現れたものだから更に混乱する。
黒色は茶色の上位でこれまた希少価値が高い
「今年は逸材だらけだな、薄黄色と黒色とても素晴らしい後は作った本人の性格が良ければ問題ないのだがな」
ここの専門学校は休み明けから生徒を募集するめずらしい学校で教材の結果次第で通うことができる。
ひらたく、言うと実力の持ち主が優先に通う学校である。
夏休みが明けて私 城月陽月(しろつきひづき)は専門学校に通うことになりました。
「母さん行ってきます〜」
玄関のドアに手を掛けて外に出ようとすると、お婆ちゃんに呼び止められる。
「陽月、コレを持って行きなさい!」
お婆ちゃんは銀色に輝く指輪をネックレス状にした物を手渡した。
「コレを専門学校の校長に見せなさい。話を理解してくれるはずよ。」
お婆ちゃんはネックレスを渡して、嬉しそうに自宅に戻って行く
「どうしたんだろう?お婆ちゃん」
陽月は少し頭を傾げながら専門学校え向かう
バスに揺られ30分人里離れたような場所に
バスは止まる。
周りはコンビニや民家もなく森、確かにパンフレットには大自然を感じながら学ぼうと書いてあるが!これはちょっと、違うじゃないかなぁと思う
そう、不安になって考えてるとバスから何名か降りてくる
「良かった私1人じゃなかった」
安堵の溜息が出る、降りた人に釣られて、歩いて専門学校へついていく。
内心ホッとする。周囲には、よもぎやドクダミがあり種類が豊富たぶん、先生が管理しているのだろう!
これでも、私は、ばあちゃんから習った薬草の知識があるのである程度はわかる。
通学路にこれだけの薬草があるのは、めずらしい。
20分くらい歩いて専門学校?に着く
「えぇーここが専門学校、とても学校に見えないんだけど」
見た目はどう見ても研究所なのだ。私はここに来ると指輪にチェーンの謎がばあちゃんがわかると言っていた事を思い出し、首に掛けた指輪を手に取って指輪を眺める。
周囲を見渡していると薔薇が咲いてたり、
色取り取りの花が咲いている。
「なんて幻想的な場所まるで妖精とかいそう」
陽月は薔薇のが咲いてる場所に見惚れているとチカッと光る何かが、何処かに飛んで行った。
「ヤバイ、ヤバイこんな事してたら、遅刻する。早く行こ」陽月は独り言を言ってその場を後にした。
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