第15話

 ✿—✿―✿—✿―✿


 真司は、ふと目が覚める。まだ微睡みの中を彷徨っているのか頭はボーっとしていた。

 ベッドから起き上がると目を擦り、固まった筋肉をほぐす様に腕を上げ伸びをする真司。


「ふぁ~」


 ボーッとする頭の中で真司はなにか夢を見ていたことを思い出す。だが、それがどんな夢だったのか全然思い出せないでいた。

 そもそも、本当に夢を見たのかすらも曖昧なものだった。

 だから真司は夢のことについて深く考えず「まぁ、いっか……」と呟くと、真司はベッドから出て上履きを履いた。


「先生、ありがとうございました」

「顔色もだいぶ良くなったみたいやね。しんどくなったら、またおいで」

「はい。失礼します」

「お大事に」


 保健室の先生に頭を下げると、真司は自分の教室へと向かった。

 先生が言った通り顔色がだいぶ良くなっているのだろう。眠ったおかげもあり、さっきよりも幾分か体が軽くなっていた。

 すると、耳元の方で声が聞こえてきた。


「宮前さん、私の声が聞こえますか?」

「え?」


 真司は、名前を呼ばれ振り返る。真司の直ぐ後ろには、ここにはいるはずが無い雛菊が立っていた。

 いや、正確には立っていない。よく見ると、足元は地面から微かにふわふわと浮いていたのだ。

 それはまるで幽霊みたいだった。


「ひ、雛菊さん!? どうしてここに!?」


 真司が驚くと雛菊は困った表情を浮かべた。


「そ、それが、私にもわからなくて……気がつくと真司さんの傍にいたんです」

「え!? 傍にいたって、いつからですか!?」


 真司は、雛菊がずっと自分の傍にいたことに全然気づかなかった。

 すると雛菊は、申し訳なさそうな顔をしながら真司から目を逸らす。雛菊の顔を見ると、ほんのりと赤くなっていた。

 真司はそれを見て何となく察しがついて、真司までもが申し訳ない気持ちになった。


「え、えっと……朝から、です。……すみません」

「そ、そうですか……」


 消え入りそうな声で謝る雛菊。お互い顔を合わせずらくなり、会話は自然と沈黙になった。

 すると突然、雛菊が顔を上げ沈黙を打ち破った。


「わっ、私、ずっと宮前さんの名前を呼んでいたんです!」


 目を瞑り、真っ赤になった顔で力みながら言う雛菊。どうやら、沈黙を破ったのに相当勇気を振り絞ったようだ。

 雛菊は二・三度深呼吸をし気持ちを落ち着かせると、自分に起きた出来事を初めから真司に話し始めた。


「朝気づくと、私は宮前さんの傍に居ました。理由はわかりません……それに、宮前さんは私の姿も声も聞こえてないみたいで……離れようにも、なぜだか離れられなかったんです」

「そ、そうだったんですか……全然知らなかった」

「菖蒲様にお伝えしようにも、離れることができないからお伝えすることもままならず……」


 真司は、なぜ雛菊が自分から離れることができないかを考える。だが、妖怪や精霊に詳しくない真司にはその理由が全然思いつかなかった。


(うーん……。皆には雛菊さんの姿が見えないとわかっているけど、このままなのも……どうしよう!)


 どうしたらいいのか、どうしようかと悩んでいると授業が始まる鐘が鳴った。

 真司は教室に向かいたかったが、このままでは教室へ戻れないと思いその場で慌てふためいていると廊下から真司の担任の稔が現れた。

 稔は真司に気づくと、手を軽く上げ真司に挨拶をする。


「お、宮前じゃねーか」

「わわっ! 先生! どっどうしよう、怒られる!」


 チャイムが鳴っているのにまだ廊下にいるとなると、サボっているように思うだろう。ましてや真司がアタフタとしているのだから尚更そう見える。

 真司と稔との距離が次第に近くなり、真司は諦めて先生の説教を聞くことにした。

 真司は、先程の雛菊同様にぎゅっと目を瞑ると説教を待ち構える。雛菊は真司の様子を見て『私が名前を呼んだせいで宮前さんが怒られる』と、判断すると慌てて真司の隣りに立ち稔に頭を下げた。


「あっ、あの! 宮前さんは悪くないんです! お名前をお呼びして引き止めてしまって―――」

「―――よっ、宮前。体の調子はどうだ?」

「え!? あ、あの……えっと……」


 真司は直ぐ横で頭を下げている雛菊と普通に話しかけている稔を目だけでチラチラと交互に見る。雛菊も自分の姿が稔に見えないとわかっているはずなのに、一生懸命に頭を下げ必死になりながら稔に謝っていた。


「あっあの! だから、宮前さんのことを怒らないでください!」


 こんなに謝っても稔には雛菊の声も姿も見えない。真司が横で頭を下げている雛菊を唖然としながら横目で一瞥すると、先程から黙っている真司のことを不思議に思い首を傾げた。


「どうした、宮前? さっきから横を気にしてるようだが……」

「あ、いえ……」


 稔に指摘され、真司が気まづそうに目を逸らし俯く。真司はこういう行動が人を疑心暗鬼にさせ、本当のことを言っても『構って欲しくて嘘をついている』と思われ、次第に周りは真司のことを避けるようになるということを真司は忘れていたのだ。


(どうしよう……変って思われたよね……?)


 真司が少し怯えていると、稔はそんな真司を見て含みのある笑みを浮かべた。


「はは〜ん……なるほどぉ。宮前、さてはサボるつもりだったな?」

「え? そ、そんなことしないですよ! そんなつもりもありません!」

「まぁ、いいっていいって。俺も昔はよくサボったしなぁ〜」


 稔は、否定する真司の肩を二・三度小さく叩いた。

 どうやら信じていないようだ。何度真司が「サボりませんってば!」と、言っても稔はあしらう様に「わかった、わかった」と言った。

 雛菊はそんな二人を見て狼狽え、今度は真司に向かって頭を下げる。


「はわわっ! 私が宮前さんをお呼びして引き止めたばっかりに誤解を……! すみません、すみません!!」


 真司は隣で謝る雛菊に「大丈夫だよ」と言いたいのに言えないもどかしさと授業をサボるつもりだと誤解している稔の両方に挟まれ、どうしたらいいかわからず肩を落とす。すると、稔がそんな真司の肩にポンと手を置いた。

 真司は顔を上げ首を傾げる。


「よし! 特別に今日だけは許してやる!」

「……え?」

「……え?」


 雛菊と真司の言葉が重なる。稔は徐ろに真司の腕を掴むと、そのまま稔の秘密の休憩室へと連れて行かれた。


「わ、わわっ! 白石先生!?」

「いや〜、たまには生徒とサボるのもいいなぁ〜。本当は駄目なんだけどなぁ〜」

「はい!?」


 稔は「あははは〜」と、呑気に笑いながら保健室の前を通り過ぎ、その先にある階段を登る。真司は引っ張られるがまま歩き雛菊はピッタリと真司の後ろに着いていた。

 真司は雛菊が『離れられない』と言っていたことをふと思い出しながら階段を上ると、引っ張られながら雛菊のこの状態のことを考えた。


「きっと、何か理由があるはずなんだけど……」

「ん? なんだ、宮前? 何か言ったか?」


 心の中の声が無意識の内に声に出していたようだ。真司は慌てて首を横に振り「なんでもないです!」と、言うと稔は首を傾げた。


「そうか? ……まぁ、それならいいけどな」


 流石に少し怪訝に思ったらしいが、稔はこれと言って追求してこなかった。

 そのことに内心ホッとする真司は、再び引っ張られるように稔の後ろに着いて行く。そして、稔の秘密の休憩室に辿り着くと稔はパッと真司から手を離した。


「とーちゃくっと。宮前、他の奴らは授業中だから静かにするだぞ?」

「は、はい」


 隠れるように周りに他の先生が居ないかを確認し図書室の前を通る真司達。他者から見ると、まるでアヒルの整列に見えるだろう。

 素早く中に入ると、稔はそっと扉を閉めた。


「ふぅ。とりあえず誰にも見つからなくてよかったなぁ」

「ヒヤヒヤしました……」

「ふふっ、なんだか探検家になった気分ですね♪」


 現世に戻って来てからの雛菊は少し不安そうな顔だったり、申し訳なさそうな顔をしていた。だから、こうやって雛菊の楽しそうな笑顔を見ると真司は自然と笑みがこぼれのだった。

 それでも少し残念に思うことがある。それは、雛菊の姿が稔には見えないということだ。

 もし見えていたら稔も雛菊と会話ができるのに、それができないとなると、まるで雛菊のことを無視しているみたいで真司は心が痛かった。


(先生にも見えたらいいのにな……)


 そう思っていると、先程からお茶の準備をしていた稔が振り返り、真司に声を掛けた。


「宮前、そんなところで突っ立ってないで遠慮無く座れよ。……ほい、お茶とお菓子」

「あ、ありがとうございます」


 ほんのりと緩いお茶にボールに入ったお菓子の山。ここに来たのは二度目だが、相変わらずこの部屋は稔の〝色〟に染まっていた。

 真司は丸椅子に腰掛けるとズボンのポケットからコロリ……と、何かが落ちた。

 稔がいち早くそれに気づくと、真司のポケットから落ちた〝ソレ〟を拾い上げた。


「ん? 宮前、落ちたぞ。ほら」


 真司と雛菊は稔が手に持っている〝ソレ〟を見ると、同時に声を出す。


「そ、それは!」

「そ、それは!」


 真司のポケットから落ちた物―――それは、桜貝が入っている小さな巾着袋だった。


(どうしてこれが僕のポケットに……? 確か、雛菊さんから貸してもらった時、鞄の中に入れておいたはずなのに……)


 それは雛菊も同じことを思っていたらしく、口元に手を当て驚愕していた。

 すると雛菊は「そういうことだったんですね」と、小さく呟くと『どうして自分が真司の元から離れられないのか』かを直ぐに理解した。

 雛菊は、それを真司に話す。


「宮前さん。恐らくですが、この桜貝が原因で私は離れることができなかったんです」

「それはどういうことですか?」と真司は雛菊に言いたかったが、目の前に稔がいるためそれを聞くことは出来なかった。

 稔は手に持っていた巾着袋を興味津々な様子で見る。

 稔は拾った巾着袋を真司に手渡すと、その中身のことを真司に聞いた。


「なぁ、宮前。その袋の中身ってなんなんだ?」

「これですか?」


 真司は貝を他の人に見せてもいいものなのかわからず、目線を何気なく雛菊に向けると雛菊は了承するように微笑みながら頷いた。

 雛菊が頷くと真司は中身を稔に見せるため、袋の口を開け貝を掌の上に出す。稔は袋の口から出てきた小さな貝を、目を細めながら興味津々な様子で見ていた。


「それ、桜貝だよな? ちょっと持ってみても大丈夫か?」

「はい、どうぞ」


 稔は貝殻が壊れないようにそっと持ち上げ自分の手の上に置くと、机の引き出しの中から虫眼鏡を取り出し貝を見た。

 すると稔は菖蒲と同じく感嘆な声を出し、この貝殻に絵を描いた人のことを絶賛した。


「こりゃすごいなぁ。こんな小さな貝殻にここまで繊細な絵を描くとは……。見た感じ、かなりの年代物そうだし。端は欠けてたり色が薄れているが、それでもこの状態の良さ……中々だな。」


 稔は顔を上げ「この貝殻、宮前のか?」と真司に尋ねる。


「いえ、それは貸してもらったものなんです。実は、それのもう半分を探しているんです」

「ふーん。そうなのかぁ」


 稔は貝殻をもう一度見る。すると、稔が貝を見て「あれ?」と、小さく呟き考えるような何かを思い出すように首を傾げた。

 そんな稔の様子に真司と雛菊もコクリと首を横に傾げる。稔はティッシュを一枚取りその上に貝を置くと、机に置いてある溶けない焼きチョコレートを口に入れ頭を無造作に掻いた。


「あー……宮前。よくよく考えてみると、俺、この貝殻見たことあるかも」

「……え?」


 稔の突然の一言に、その場にいる真司と雛菊の目が点になる。すると雛菊がハッとし慌てた様子で真司の肩を叩いていた。

 どうやら、かなり興奮しているようだ。


「みっ、宮前さん、宮前さん! やりましたね! 宮前さんの行動が繋がったんですよ!」


 雛菊が横で興奮している中、真司はこの状況に頭が付いていけず、まだ開いた口が塞がらないでいた。

 まさか桜貝を持って行っただけで、こうもあっさりと残りの半分が見つかるとは思っていなかったからだ。と言っても、まだ見つかったとは限らない。

 もしかしたら、それは空振りに終わるかもしれない。それでも、情報が手に入るだけでも大きな一歩だった。

 真司は乾いた口の中を潤す為に、稔が淹れてくれたお茶を飲む。謎の緊張のせいで、微かに手が震えているのをグッと抑え込むと真司は稔にその詳細を聞いた。


「あの! みっ、見たことがあるってどういうことですか?」


 稔は机の上に置いた貝を一瞥すると、真司に思い出したことを話す。


「俺の祖父はさ、昔ながらの薬局屋なんだわ。まぁ、老舗ってやつだな。で、その祖父の家に蔵があってな、その蔵の中でこれを見たような気がするんだ。……と言っても、これと同じかって言われると自信はないけどなぁ」

「や、薬局屋……。その薬局屋って、もしかして江戸時代からありますか……?」


『薬局屋』と聞いて真司は頭の中で八郎の姿が浮かんだ。八郎の姓はわからないけれど、八郎も薬師だった。

 真司はなんとなく稔が八郎と繋がっているのではと思い、稔の祖父の店がいつ頃からあるのかを確認するために稔に尋ねる。もしこれで真司の思ったとおり江戸の頃から存在していたら、稔はもしかしたら八郎の親族かもしれないからだ。

 真司が尋ねると稔は感心したように腕を組み「おー! よく知ってるな!」と、真司に言った。


(やっ、やっぱり……!)


「周りの奴らも老舗ですごいなぁ〜とか、お金持ちだぁ〜とか言うけど、俺にとっちゃただのボロ屋の店みたいなもんだしなぁ」


 懐かしそうな顔でお菓子を食べる稔。大きな一歩だと真司は思っていたが、これはかなり大き過ぎる一歩のようだ。寧ろ、導きの答えはもう目前だった。


(ど、どうしよう!? 本当に直ぐに見つかりそう!)


 ただ桜貝を持ち出しただけで、こんなあっさりと雛菊との縁をこちらに引っ張ることができるとは思わず、真司はもう一つの貝が簡単に見つかりそうなことに動揺していた。

 雛菊は真司の気持ちを汲み取り、真司に向かって優しく微笑みかける。雛菊には、もう先程の興奮は無くいつも通り冷静なものになっていた。


「宮前さん、落ち着いて下さい。一先ず、もう一つの貝のことを聞きましょう。もしかしたら、その貝に八郎さんがいるかもしれません」

「そ、そうですね」

「ん? 宮前、どうした?」


 真司は「え?」と、呟きながら稔と目を合わす。すると自分が何をしたか直ぐに気づくと、サーッと顔から血の気が引いたのだった。

 そう。真司は雛菊の返事をそのまま口にして出してしまったのだ。


(しまった! 僕、普通に声に出して返事しちゃった!)


 そう思ったが時は既に遅し。

 真司は慌てて弁解するように手を振り「何でもないです! 独り言です!」と、稔に言う。だが、少々大袈裟に言ってしまった為、真司は「逆に、怪しまれるのではないか」と不安だった。

 稔は、これと言って気にしていないのか真司の『何でもない』という言葉に「そうか」と短く返事をする。稔が怪訝そうな表情をしないことや、深く追求してこない様子に真司はホッと安堵すると話を元に戻した。


「あの、突然で申し訳ないんですが……その貝殻って見せてもらえること出来ませんか……?」

「んー、出来るんじゃないか? ちょっと聞かないとわからんなぁ。ちょい待ち、今から電話しみるから」

「え、今からですか!?」


 稔はYシャツの胸ポケットにスッポリと収まっている携帯を取り出す。今の時代はタッチ式のスマートフォンが主流だが、稔の携帯は昔ながらのボタン式携帯だった。

 所謂、ガラケーというやつだ。


(先生の携帯、スマホじゃないんだ。でも、こっちの方が先生っぽいかも)


 いつもやる気がなさそうにだらけているように見えるからなのか、真司は稔がスマホよりもガラケーなイメージを持っていた。

 もちろん、それはあくまでも外見的に見た印象に過ぎない。だからこそ真司は、稔がスマホではなくガラケーを持っていたことに少し納得してしまったのだった。

 そんなことを思いながら真司がクスリと笑うと、真司が笑うところを見た稔も自然と口元が上がったいた。


 真司は、ふと隣にいる雛菊見る。雛菊はなぜだか不思議そうな顔で稔のことをジッと見つめていた。


(雛菊さん、どうしたのかな?)


 先生に何か付いているのだろうか?と、真司は思い稔を見るが、これと言ってゴミ等が付いているという訳でもなかった。

 かと言って、稔がいる手前、雛菊に「どうしたんですか?」と声を掛けることも出来ない。『なにか自然に雛菊に聞けることはできないだろうか?』と、真司が思っていると稔の電話が繋がったのか、稔は椅子から立ち窓の方を向きながら相手と通話を始めた。


 稔が真司に背を向けている今がチャンスだ。

 真司は稔には聞こえないように小声で雛菊に話しかけた。


「雛菊さん、どうしたんですか? もしかして、雛菊さんの目からは見えないものが見えてたりするんですか?」

「え……? あ、違います! ちょっと……えっと……あの人のことが気になっていて」


 雛菊が恥ずかしそうに下を向きながらモジモジとする姿に真司は首を傾げる。雛菊は恥ずかしそうに俯いているが、眼差しだけは稔の背中をジッと追っていた。


「あの方と会ったことは無いはずなんですが……不思議と会ったことがあるような気がするんです。そ、それで、ずっと見ていたというか……へ、変ですよね? こんな時に私ったら、何を考えてるのかしら。すみません……」

「いえ、気にしないで下さい。でも、もしかしたら本当にどこかで会っているのかもしれませんね」

「そう、なのでしょうか……?」


 顔を赤らめる雛菊を見て、真司は雛菊がまるで稔に恋をしているようにも見えた。

 ここに菖蒲さんがいたら、きっとこう言うだろう。

「初々しいの、ふふっ」と。

 もしこれが本当に恋だったとしたら、真司は雛菊のことをひっそりと応援しようと思ったのだった。

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