第3話 レオ

最近やっと仕事に慣れてきた。1日中働くのとても大変だけど、親が生きてた時より充実してる気がする。ヤクザの人も毎月来るけどちゃんと払えて、借金半分ぐらい減って、大変だけど掛け持ちして良かったって思った。


今日もヤクザが来る日。妹弟たちは遊びに行ってる。取り立ての時間は仕事休ませてもらってる。だからさっさと払って仕事に行きたかった。でも今日はヤクザが遅れてきた。その理由は...

ヤクザ「よぉ!遅くなっちまった。」

「早くしてよ。仕事あるんだから。」

ヤクザ「まぁ急かすなよ。今日は紹介するヤツがいてよぉ。」

「?」

ヤクザ「こいつ新しく入った、レオ。これからこいつが金取りに来るから。」

「はぁ...まぁ宜しくお願いしますね。」

レオ「...宜しく。早速金貰おうか。ほら出せよ。」

「はい」

レオ「少ねぇなぁ。次から10万だ。いいな?」

「そんな...」

レオ「あ?文句あんのか?」

「いえ...わかりました。」



10万かぁ...結構キツいな。まぁ頑張れば大丈夫だよね。

よし!頑張ろう!



妹弟「ただいま。」

「おかえり。じゃあ仕事行って来るね。」

妹「お仕事頑張ってね!」

「ありがとー。ご飯作ってるから先食べてね。」

弟「うん。行ってらっしゃい。」

「行ってきます。」

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