第7話 躁鬱

 夜道の帰路。過労によるストレスで、私は鬱病と診断されてしまった。

「こうなったら……!」



 いつもより遅い時間に起きる! おはよう! 時刻は午後四時過ぎ! 遅めの昼食だ! 出前で宅配ピザ頼んじまえ(しかも二枚)! ピザ来るまで暇だ! 映画借りてこよう! 夏だからホラーだ(怖いのは苦手だけどな)! 十作品も借りちゃった! 絶対全部見れない! 飲み物が必要か、ビールか? いや! ワインだ! ピザには赤ワインだ(根拠0)! テキーラとか飲んだことねえ……買うか! 職場から電話、無視! 帰宅! 配達員待ってる! ピザでけぇ! よっしゃー!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る