ポエムな話
『紙とペンと、届かない恋のポエム』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888838845
無月弟氏→ https://kakuyomu.jp/users/mutukitukuyomi
こちらがまた、わたくしの中では有名すぎて恐れ多い傑作!
笑う準備はOKかい?(いや、そういう話でも……あるのか?)
>四階にあるこの病室の窓からは、町の様子がよく見える。
>綴っているのは、決して届かないお持ちを綴った恋の詩。私は、叶わない恋をしているのだ。
>毎日検査と寝てばかりで退屈な日々を送っている私……
このあたりで、入院しているヒロインに「不治の病なの?」と同情したくなるところではあります。
切々とした恋の胸の内をポエムにしたためる乙女心が描かれていて、しっとりと目がうるんできます。
しかし、読み進めますと、一転。そう深刻でもないということがわかります。そして、ヒロインはどうやら退院をしたくない理由がある模様。それは……?(ミスリード)
物語は知ることに意味があるのではない。
読み進めていくことに喜ぶものなのだ。
ってなわけで……。
もう一度ご紹介。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888838845
あっはは。母、出かけてた。でも、今帰ってきたからまた勧めてみよう。
ひねりがきいてて、最高なんだよ! と言って……。
ところがわたくし大失敗! 作者さんが男性だって、読む前に明かしてしまった!
そうしたら母は、一人称私、のヒロインのことを男性だと思いこんで読み進めてしまった。お医者に恋している姿を見て、
「この先生、男じゃないの?」
「うんそうだよ」
「…………」
って具合に。変な沈黙。
「主人公はオンナだよ。ヒロイン」
「あ、紙飛行機を飛ばすっていうのが、男の子っぽいなと……」
大変、微妙な時間を送りました。(大切なお時間をごめんねごめんねっ)
ラストで笑わないから、おかしいなあと思って、看護婦さんのセリフを読み上げた。
「うまいうまい」
と笑うけど。それをもっと早く~~って思ってしまった。はふ。
しかしやはり、母は無月御兄弟のことを女性だと思って読んでいた模様です。
それだけ感性が豊かで、丁寧な筆致だということ。うらやましい……。
そして文章は論理的に組み上げられてて、無駄がない。こちらは男性ならではの感性もあるのではないかと。
そんな謎めいた月の影のような無月弟さまのページへ、みなさまれっつごー!
コチラ→https://kakuyomu.jp/works/1177354054888838845
さて、今度はどなたにしようかな~~。
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