現代語訳 養老律
一条中納言従三位藤原朝臣公麿
はじめに
その後、孝謙帝の御代であった
養老律令の施行後、桓武帝の御代にこの律令の改正が試みられました。
以降新たな律令が作られることはなく、また養老律令廃止の宣言も無かったので、名目上は明治維新まで存続しています。尤も、平安中期までには形骸化していますが。
以上、大宝律令成立以降の律令の変遷を簡単に述べました。今回私が皆様にご紹介するのはこの内の「養老律」であります。現代の刑法と比べられるものですが、当然古代人と現代人の価値観は異なるため、現代では既に無いような内容も存在します。昨今の男女同権思想やら天賦人権思想やらに相反する内容もあるでしょうが、原典を尊重するために、かの主張に従った配慮などは行なっておりません。予めご了承ください。
原文は全て漢文で記されています。そのため、本文構成としては、白文と訳文を併記した後に解説を記載する形をとります。白文内の旧字や則天文字などは支障無い範囲で新字に置き換え、振り仮名は訳文に振り、解説では用語解説などを主とします。他にも分からない単語などあれば感想にてお書きください。出来る範囲で解説し、また必要によって本文に書き加えます。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます